あてもなく

誰かへの手紙

「専業主婦」が卑屈になってしまう世の中で



専業主婦の話題です。

 

anond.hatelabo.jp

 

ずいぶん卑屈で攻撃的な言葉を敢えて選んで書いてあるけれど、わたしも同じような気持ちになることはあるので、わかりますよ、と言いたい。

最近は、いろいろやって気が済んだというか、自分もブログで時々このネタについてはいろいろ書いたりもしたのでそこまで落ち込まなくなりました。

「たびのひと」という仮の名前であっても、匿名ではないのでここまで攻撃的に書かないし、やっぱりウチの世帯収入がいくらなのかという肝心なトコロはボカすけどね。

 

この増田さんの言うとおり「高収入の夫を持つ専業主婦」のことを世間の皆さんが本当にものすごく嫌ってるのかどうかというと、それはわからないけど、それよりは結局のところ「こういう話を誰とも共有できない」ってことが一番のストレスなんじゃないかと思うんですよね。

 

同じ幼稚園や学校に通わせている保護者同士で、なんとなく同じぐらいの生活レベルで暮らしているように感じていても、世帯収入ってほんといろいろなので、扶養控除が受けられないとか児童手当が受けられないとか、高校の就学支援金が受けられないとか、そういう話題でうっかり口を滑らせると大変気まずい思いをすることがあります。

 

税金や公の補助金の制度には必ずプラマイすると逆ザヤになってしまうゾーンがあって、世帯の収入自体は多くても、壁を越える手前の家よりも却って可処分所得が少なくなってしまうケースもあります。だから、控除や手当が受けられないからといって必ずしも「金持ち」ってわけでもないんですけども、なにしろ壁の向こうは青天井なので、妄想ばっかり膨らみますよね。

 

実際には、「あそこの旦那さん、めっちゃ稼いでるらしいで!」なんてことで憎しみを買ったり、そのことで実害を受けるような事例は少ないと思うのですが、どちらかというと、『高収入の夫を持つ』側のほうが「うっかり知られたら大変!」って警戒心を抱いていたり、夫が高収入であることを後ろめたく思っているケースが多いように思います。

自分が稼いでるわけじゃないですからね。後ろめたいよね。わかるわかる。

 

リアルでそういう愚痴を吐露することができないので、匿名ならってことでたまりかねて増田にぶつけてみたんでしょうけど、あそこは受取る側も匿名なので

「自分で働かず暮らせていい身分のくせに」

「自分で選んで子供産んだくせに」

みたいなテンプレート的な反応が返ってきちゃって、もっとストレスが溜まっちゃったんじゃないかな~、と。

 

まずは、そんなことを思いました。

 

一度キャリアを捨てた身ではまともな待遇で雇われる道がないことも、「外の社会」では子育てしてた期間が「無駄」と扱われてしまうように感じられてしまうということも、わたしがこのブログに時々書いてきたことです。

わたしがこの増田さんと違うところがあるとすれば、「外の社会」の基準で自分のこれまでの人生を評価するのをやめたってことかな。

その境地に達するまでは何年もかかったし、今だって時々は「ぐぬぬ」って思ってしまうこともあるけど、やっぱり「外の社会」基準で自分をはかっても自分には何のトクにもならないし、何の役にも立たないのですよ。

 

ちなみに、社会の基準から自分を切り離して自分なりの軸を作るために、ネット断ちしたりする必要はないです。

増田にも書き続けたって良いと思う。

でも、本当は増田じゃなくて、固定ハンドルで書けるといいよね。