あてもなく

誰かへの手紙



サッカーのことがよくわからない人のためのワールドカップ基礎知識

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サッカーのことがよくわからない人、つまりわたしのことです。

あ、昨日は日本代表チームがワールドカップ初戦を勝利しましたね。

おめでとうございます。

 

残念ながら、わたしはサッカーの試合が行われる都合2時間ほどの間、テレビの前でじっと座っていることができない性質です。

どうしても眠くなったり腰が痛くなったりして、疲れてしまうのです。

 

サッカー観戦が楽しめない理由としては、

「素晴らしいプレー」がどう素晴らしいのか理解できないというところに尽きると思います。

どこへボールをパスするのが正しくて、どこでボールを待っているのが賢いのか、どういうことしたら失敗なのかがわからないまま、ただボールが右へ左へ転がっている様を見続けているような感じです。

得点のシーンを見て「やったー」と喜びはしますが、わたしには点が入るのも入らないのも「偶然」に見えるんです。

そんなわけあるかい!という突っ込みはごもっとも。

超一流の選手の方たちが、技を磨き体を鍛え、頭脳を最大限働かせた結果その1点が手に入っているに違いないというのは、一応理解しているつもりです。

 

思えば、体育の授業でサッカーやバスケットボールなどチームでやるような球技をしたとき、わたしにボールが回ってくることはありませんでした。

おそらくわたしは「そんなところにいても仕方ない」ところにばかり立っていたのでしょう。万一、たまたまうっかり良い場所に立っていたためボールが回ってきてしまっても、次どこの誰にボールを回せばいいかサッパリわからないので、トンチキな方向に投げては敵チームに簡単にボールを奪われ、毎回チームメイトに怒られていました。

運動神経そのものも悪いのですが、それ以前になんというか、スポーツ音痴という感じですね。

スポーツ音痴は、上手な人が見せる上手なプレーの価値が直感的には理解できないので、試合を見ていて感動がないのです。

感動しないまま2時間声を出して応援し続けるというのは大変疲れますし、正直ちょっと退屈なのです。

 

ちなみに、わたしはサッカーのルール自体はおおむね理解できていると思います。

どういうことをしたらファウルなのか、どうなったら退場になるのか、コーナーキック・フリーキック・スローインの違いや発生条件も理解しています。

「わからない人」界隈では常に理解不能の代名詞とされているオフサイドだって、試合の流れの中で「あ、今のオフサイド」と判別できますよ。(威張り)

勉強すればわかる部分はわかっているのです。という意味で、わたしは「わからない人」の中では比較的「わかるほう」の人ではあると思います。

 

さて、長々とわたしがサッカーを観られない理由を述べてきましたが、この時期、サッカーを観ない(=積極的に応援しない)人間は、世間から白い目で見られてつらい思いをします。

わたしの中のリトル自分は「そんなもん、白い目で見てくる方が悪いやろ」ってちょっと思っちゃってるのですが、それを言っては角が立ちますし、このままではお互いの溝が深まるばかり。

なにも2時間ずっとテレビの前に貼り付いている必要はないですが、この際、せめてサッカーが好きな人に失礼にならない程度には話についていけるようにしておくのがこの国の大人の嗜みなのかもしれないと思います。

 

たとえば、この先何試合やって、どれぐらい勝てば日本代表応援団としては満足なのか。それがわからなければ、1試合1試合の勝ち負けの価値がわからず「勝ったの、ふーん」「負けたの、ふーん」という気のない返事をしてしまい、ファンの方に対して失礼になってしまう危険性があります。

サッカーの応援に非協力的な人間というレッテルを貼られて損をしないための保身として、最低限知っておきたい知識をまとめてみます。

 

グループリーグと決勝トーナメント

ワールドカップはざっくり言って2部構成になっています。前半がグループリーグ、後半が決勝トーナメントです。

全参加国は32チーム。

これらを4つずつ、A~Hまでの8つのグループにわけてグループリーグ戦というのを行います。グループリーグでは4チームの総当たりで試合を行い、各グループの上位2チームが決勝に進出します。

つまり、32チームから半分の16チームに絞って決勝トーナメントが行われるのです。

 

グループリーグを勝ち抜くには

グループリーグでは、同じグループの4チームで総当たり戦を行います。

つまり1グループあたり6試合行われる計算ですね。

 

日本はグループHに属しています。

グループHには、昨日試合をしたコロンビアのほかに、ポーランド・セネガルがいます。

この後、6月24日(日)にセネガルと、6月28日(木)にポーランドと対戦する予定です。

グループリーグでは、試合に勝つと勝ち点3というポイントが与えられます。引き分けると勝ち点は1、負けると0です。

試合ごとにポイントを稼ぎ、グループ内の全試合が終わったときに合計ポイントが高い順に上から1位、2位が決勝トーナメントに進みます。

勝ち点が並んでしまった場合は、同点の2チームのこれまでの試合での得失点差でより点が多いチームが上位となるという決まりです。

もし得失点差も同じだった場合は、総得点の順、それも同じだった場合は両者が直接対決したときの勝敗によって決めます。

そして、もし直接対決が引き分けだった場合はもうしょうがないので「くじ引き」ですw

これまでの試合中に出されたイエローカード・レッドカードの数を元にはじき出される「フェアプレーポイント」というスコアによって順位を決定します。

それでも同点ならいよいよくじ引きです(多分)

(2018/6/29訂正しました)

 

このたび、日本はコロンビアに勝利しましたので、勝ち点3を手に入れています。

2-1で勝ったので、得失点差は1です。

なお、昨日は同じHグループのポーランドとセネガルが対戦して、セネガルが2-1で勝利しています。よって、現時点では日本とセネガルが優位で勝ち点・得失点差ともに並んでいる状態です。

24日のセネガル戦で日本が勝利すれば2勝(勝ち点6)となって決勝リーグに参加できる可能性は高まりますが、まだそこでは決まりません。また、もし負けてもまだ次の試合で勝てばなんとかなるので諦める必要はありません。

 

決勝トーナメント

対戦表はグループと通過順によってすでに組まれています。

気の早い話ですが、日本がグループHを1位で通過した場合は、7月3日(火)にグループGの2位のチームと、もし2位だった場合は7月2日(月)にグループGの1位のチームと対戦することになります。

グループGのチームは、ベルギー・パナマ・チュニジア・イングランドです。

現在のところベルギーとイングランドがそれぞれ1勝、得失点差ではベルギーの方が優位です。

もし、日本が決勝トーナメントに進みそうだぞという期待が高まってくると、それに伴ってグループGの結果への注目も高まりますので、心に置いておくと良いでしょう。

 

ないしょ話

家族の誰かが夜中の変な時間にテレビを観て騒いだり、報道がサッカーの話題一色になったり、繁華街が突然人の波にのまれたりするワールドカップ。

いつまで我慢すれば良いのか、いつ気をつければいいのかについては目安があったほうが気が楽です。グループリーグは6月28日(木)に終わります。あと1週間ほどです。

試合があるのは24(日)と28(木)ですがいずれも真夜中です。

ご家族が夜中起きて観戦される場合は幸運を祈りつつ先に休ませていただきましょう。

また、一般的には出歩かない時間帯だと思いますが、万一ご用があって出かけられる場合は、試合終了の頃に渋谷などを通るのはできるだけ避けるようにしましょう。

 

もし決勝トーナメントに進み、さらに勝ち進んだ場合は最高で4回試合があります。

最後の試合、決勝戦は7月15日(日)です。7月15日(日)にはすべてが終わります。

 

まとめ

ワールドカップの流れを調べてみてこれからどういうことが起きるのか頭に入れたら、これからのことにちょっと興味がわいてきました。

日本代表が活躍すれば、世間がぱっと明るくなるニュースになるし、みんな元気づけられますよね。

試合はあまり観ないと思うけど、わたしも日本代表を応援しています。