汗が気になる季節がやってきました。
去年の春にはボツリヌス療法という保険適用の治療で汗を止めることを検討してこちらにも書きました。
この記事は「考え中」のまま締めくくりましたが、メリットとデメリットを天秤にかけた結果、治療は見送ることにしました。
あれから1年。
もちろん相変わらずのワキ汗状態で過ごしていました。
が、この度、ついに効果のある制汗剤にたどり着きました。
それがこちらの「パースピレックス」という商品です。
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海外製の制汗剤で、実は1~2年前から存在は知っていた商品なのですが、日本に正式に輸入販売されておらず店舗で実物を見て買うことは出来ません。
ECサイトを通じて購入するにしても海外から直送という形になるため、なかなか勇気が出なくて手を出せずにいたものでした。
なんでこう、ワキ汗方面はとっつきにくい話が多いのでしょうかねえ…。
そんなこんなでずっと遠巻きに眺めているだけでしたが、今回、結果がどうあれブログのネタにすればいいやと思って、ダメ元で購入してみることにしました。
製品の効果に対しても、モノがきちんと手に入るかどうかについても、各方面で全く期待せず購入してみましたが、結論から言えば手元に届くまでの経緯にも全く問題が無く、ワキ汗への効果もかなり高かったので、大満足でこの記事を書くことになりました。
ワキ汗に困っている人は、一度使ってみると良いと思います。
困っていた症状と、効果の実感について
ワキ汗はもちろん暑い時にも出るのですが、それよりはメンタルの影響を大きく受けるみたいで、最近はバイト中のワキ汗が一番気になっていました。
制服はそれほど汗が目立つ色ではないのですが、それでも良く見るとワキのあたりだけ色が暗くなってしまっているのがわかるし、なにより同僚とうっかり接触してしまって「冷た!」と思われるのが嫌でとても気を付けて動いていました。
バイトがあろうがなかろうが、わたしにとっては普段からワキあたりがじっとり濡れて冷たいのが当たり前で、水分含有量の目安としてはレストランなどで出されるおしぼりぐらい。
お店で店員さんからもらった時には温かかったおしぼりも、時間とともにだんだん冷えてきますよね。そんな、時間が経って冷えたおしぼりを常にワキに当てて暮らしているような感じでした。
それが、パースピレックスを使い始めてからは、ほとんど気にならなくなりました。
暑さで出るワキ汗については、たとえば今の季節は天気の良い日に駅まで早足で歩いたりすると全身にうっすら汗をかきますが、以前はワキだけが他の部位より際立ってびしょ濡れになってそれ以降乾くことなくずっとおしぼりでしたが、パースピレックス後は他の部位とほとんど代わらない程度の汗かき具合になり、冷房の効いた電車に乗ってしばらくするとサラッと乾いてしまうという奇跡。
バイト時のメンタル汗も、以前はバイトを終えて制服を脱ぐと直径20センチぐらいの暗い汗じみができていましたが、今は直径5センチぐらいの小さなシミで済むようになりました。
脱いだあとは洗濯のために家に持って帰っていますが、以前は家に着くまでに乾くようなことはありえなかったですが、今は家に着く頃には少しサラッとしてきているような感じです。
昨日少し出かける機会があって服屋さんなどウインドウショッピングしたんですが、今までなら絶対に手を伸ばせなかったような服に自然と目が留まるようになっていました。
ワキ汗のことを考えなくていいなら、選べる服の幅もずいぶん広がるんですね。今までワキ汗のせいでどれだけ心に制限がかかってしまっていたのか気付かされる瞬間でした。
もっと早く使えば良かった!
使用方法と使用感について
商品は日本向けに製造されているものではないので、取説は英語です。でも、この取説の日本語訳が楽天のショップに掲載されていますのでそちらを参照すれば問題無しです。
そんなに難しいことはありません。ロールオンタイプの容器に入っているので、お風呂上がりに容器から直接ワキの下にクルクルと塗ればOKです。汗腺の活動が弱まる就寝前のタイミングに塗るのが良いそうです。
ワキが汗で濡れたままで使っても効果が出にくいとのことなので、わたしはドライヤーの冷風をあてて乾かしてから塗っています。また、塗った後も同じように軽く乾かします。
そして、そのまま就寝して、翌朝石けんを使って洗い流します。
この「石けんを使って洗い流す」というのは少々面倒ですが、英語の説明書を見たところ、この製品は衣類の生地を変色させる可能性があるみたいなんです。
英語の説明書には「コレを塗ったあとは寝てる時に着てるものが変色しちゃうかもしれないよ」と書いてあります。寝ている間に効果が出る製品なので塗ってすぐ洗い流すわけにはいきませんから、パジャマには犠牲になってもらうしかないね、ってことでしょう。
そして、昼間の衣類を傷めないために、朝起きたら石けんで洗い流しましょうということなんですね。
(この件、当記事を書くために詳しく調べて今知ったんですが、わたし、面倒だからコットンで水拭きするだけにしちゃってました。とりあえず昨日まで着ていた服に影響は出ていないようです。今のところ。でも、これから気をつけます)
ショップの口コミやネットで調べた情報によると、この商品、多少刺激が強いので人によっては、皮膚に痒みや痛みなどトラブルが出るケースもあるみたいです。
わたしも、トラブルというほどではないですが、多少刺激は感じます。
塗った直後はわりと強めのピリピリ感がありますが、時間が経つと薄れます。翌朝にはほとんど消えていますが、昼間でも少し汗ばむような時には軽くピリピリを感じることがあります。
サラサラした無色透明の液体で、少しアルコールとか接着剤のような揮発性のにおいを感じます。
使い始めて最初の1週間は毎日塗布して、2週目からは3~5日おきに、というのが標準的な使い方のようですが、わたしは少し刺激を感じたので最初から1日おきにして、2週目に入った現在は2日おきにしてみました。効果がかなり出ているので、もう3~5日おきのサイクルに移行してもいいのかもしれません。
最初に使った日の翌日はワキ汗3割減ぐらいの体感でしたが、2回目に使った後からメキメキと効き始め、今は8~9割減ぐらいになっていると思います。
商品が届くまで
さて、海外からの直送ということなので商品がちゃんと届くか心配でしたが、そちらも問題無かったのでその経緯についても記録しておきます。
利用したのは上記でリンクを掲載した、楽天市場に出店しているショップですが、会社はアメリカのカリフォルニア州にあるそうです。
そして、商品はイギリスはロンドンから出荷されるそうで、手元には通常発送から7~14日程度で届くとのこと。税関を通ったりなんやかんやあるので最大で1ヶ月かかる場合もある、と但し書きがありました。
なんだかグローバル。
わたしは5/15に楽天でポチッと購入手続きをしました。
5/16にショップの担当者から「ご注文ありがとうございました」のメール。日本人名の担当者からで、内容は普通に日本語で書かれています。
5/17にはショップから「発送手続きを完了しました」のメール。こちらも同じく日本語です。
そして5/27、商品が自宅に到着 しました。
元々、最悪1ヶ月かかる可能性を想定していたので、わりと早いなと思いました。
商品は「ロイヤルメール」というイギリスの公共郵便を利用して発送されており、日本に着いてからは日本郵便が配達してくれます。ポストに入らないサイズだったので宅配ボックスに入れてありましたが、おそらく扱いとしては普通郵便なんだと思います。
緩衝材内蔵の封筒(Amazonで小さい物を買ったときに使われるのと同じタイプ)に商品のみゴロッと入った状態で届きました。
楽天以外のECサイトもたくさんあって、わたしが紹介したショップよりもっとお安く販売していたりしますが、わたしは楽天の安心感があったのでこちらで購入しました。
まとめ
- 海外からの直送でも、10日前後で無事届く
- 地獄のようなワキ汗がかなり軽減された
- ワキ汗を気にしない生活って素敵
興味があったら是非使ってみてください。