あてもなく

誰かへの手紙

終わりが見えない「専業主婦ってどうなの」自分会議



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5月終わり頃からちょっとしょんぼり落ち込みがちな日々を過ごしています。

わたしは現在婦人科系の治療のためにホルモンのお薬を使っていて、更年期障害に似た副作用が出る可能性があるとは聞いていたので、今のこの落ち込んだ気持ちをうまく持ち上げることが難しい主な要因はその辺にあるのかなあとは思っています。

治療の必要があることがわかったのは今年の4月頃。

専業主婦で良かった、と思う反面、ずっと家に引きこもって、ひとりで自分の調子の悪さに向き合っているからこそのしんどさもあるのかなあと思います。

とにかく毎日が寂しくて仕方が無い。

家以外に居場所がなくて、家族以外の誰にも知られない生活をしていることが。

 

そんなときにはこういう考え事なんかしない方がいいんだろうな~、と思いつつ、今日はどうにも気が紛れなさそうだし他にネタもないのでこれで行くしかない。

 

こういう記事を見てしまったもので。

news.yahoo.co.jp

主婦が見下されている。

誰とも接触無く暮らしているわたしのような真のひきこもり主婦にとっては、見下してくる人の存在すら壁の向こうなのでそういう被害者意識が芽生えるスキすらないのですが、自分の中で自己評価が下がっていく感じ、という風に言い換えればなんとなく理解ができる気がします。記事のタイトルは多少刺激的ですが、要はそういうことです。

お子さんがまだ小さくて、子供を媒介としたコミュニティに関わっている人にとっては、専業主婦である自分と兼業主婦であるよそのママさんとを比較する機会が多くあるのでそういう感覚になるんでしょうね。

思えばわたしの子供が小さかった頃は、周りのお母さんたちの多くが専業主婦でした。

そういう幼稚園を選んで行せてましたしね。

今は子供の卒園した幼稚園も「お母さんも働いている」前提で時間外保育や送迎サービスなどを充実させて園児を集めているようです。時代ですね。

それでも、子供がまだ手のかかる年頃であったりすると「今は子供に手がかかるから」と定義することで、現状を受け入れることができるし、周囲にも説明しやすかったりするからいいなあ、と思ったりもします。

わたしのように子育てもある程度終わってしまった状態で専業主婦をしていると、家事は全然大変ではないのでめちゃくちゃヒマだし、実際なんのために働かずに家にいるのか、人に理解されることは難しいと思ってます。

最近ね、今後深く関わらなさそうな人に「お仕事は」なんて聞かれたら、適当に「仕事?してますよ。毎日じゃないけど。今日はたまたま休みで~」なんてウソついてごまかしてます。いろいろ面倒だし、なんか反応に傷つくことも多いので。

 

なんでそんなにヒマかって、うちみたいな家では、料理なんか手間暇掛けて新境地を切り開こうとするよりいつものご飯を作り続けることの方が歓迎されるし、家族が不都合を感じないラインでの衛生レベルは大体掴めているので、その状態を維持することはそんなに大変なことではありません。(それ以上の掃除は趣味の領域だし、わたしは掃除が嫌いなので趣味で掃除をしようとは思いません)

だから、毎日ヒマを持て余す。

それでも家族が外から帰った時に家が適度に片付いていて、明かりがついていて、「いつものご飯」ができている状態にするためには、あまり度を超したヒマつぶしに手を染めるわけにはいかないのです。

だから、昼間はほとんど家にいて一人ぼっち。

寂しいなあ…。

 

働く以外のヒマつぶしにはおかねがかかる。では、ヒマつぶしに働けばいいのでしょうか。

でも、雇う側の会社にとっては、パート主婦みたいな働き方って迷惑みたいですよ?

「家庭優先」を掲げて働こうとすると、会社での評価は最低ラインまで下がります。

労働の対価からまるで迷惑料みたいに「仕事最優先で働けない代」を引かれるから、主婦パートの賃金はめちゃくちゃ安いし上がることはないのです。

どんなに優秀でも、週4しか来ない人・5時に必ず帰る人の身分が上がることはありえない。自分の能力や仕事の質とは別の理由で、身分が最低ラインに固定されます。

ということは、外に働きに出たとして、ヒマな時間は減るけど、自己評価は上がりません。最低身分の仕事でもヘマしたら普通に怒られたりしますから、自己評価が下がるリスクだけは一人前。

 RPG的に言えば、主婦パートというのはどれだけ敵を倒して経験値をためてもレベルアップできないジョブです。いつまでも、最初の街の前でスライムを狩ってるだけだから、報酬のゴールドだってちょっぴりですよ。ちょっぴりのゴールドで、宿代を払って薬草を買う。次の日もまた同じ敵を倒しに行く。ゲームオーバーになるリスクは普通にある。そんなクソゲーやりたくない。

 

さて、上記の記事の最後の章に良いことが書いてありました。

主婦の主な役割である育児や家事に関して「ワンオペ」「籠の中の鳥」「ママ友問題」など、負の側面に関する情報発信が散見されます。確かに、こういった負の情報発信は、現状の改善には効果があるかもしれません。ただ、次世代にはどのように映るでしょうか。まだ当事者ではない者にとっては、「そんなに大変ならなりたくない」と捉えられる場合もあります。

主婦であること、母であることの大変さだけでなく、夫と子どものよりどころとなることや、時間を楽しむといった良い面にクローズアップした情報発信をバランスよくする必要があると思います。

たしかに、当事者の自己評価を上げるためには、「主婦」というもののイメージを良くする必要があるでしょう。そのための発信をが増えると良い、というのはわたしも同意です。

ただ、主婦の良い面を発信するという場合に扱われるのが画一的な「丁寧な暮らし」方面の素敵な生活だとしたら、わたしのようにあまり家庭的ではないただヒマを持て余している主婦にとっては、自己評価の向上どころか却って首を絞めることにもつながりかねません。

 

自分ではどうにもならない状況下において、自分らしい生き方を模索することは決して楽なことではないと思います。自分の選択肢を増やすための支援や活動(コミュニティ)など、あらゆる手段に取り組むことが必要だと思っています。社会全体の課題として真剣に取り組むことを願ってやみません。 

 

「自分らしい生き方を模索する」「選択肢を増やす」

つまりは、「丁寧な暮らし」でもなく「女性ならではの視点」でもないわたしの時間の使い方、充実させ方をみつけること、これに尽きるんでしょうね。

人のいない道は険しいものですが、何か見つけられるといいなと思います。