あてもなく

誰かへの手紙

コロナワクチン接種に行ってきたよ!

なんか運良く近所の公会堂でやってる集団接種の予約が取れまして、昨日、早速接種に行ってきました。

いろいろ怖い話ばっかり聞いてしまったので不安だったけど、注射自体は全然痛くなかったです。今日は腕が結構痛くなってます。熱は37度ちょうどぐらい。発熱とも言えないレベルですが、微妙に体はだるいので、家事などはほどほどにしてゆっくり過ごしています。

ワクチン自体の感想とか体調の経過とかはみなさんいろいろ書かれていると思うので、その辺は細かくレポートはしませんが、わたしなりに接種会場で観察してきたことなど少し書いてみたいと思います。

 

わたしがワクチンの集団接種会場に行ってみて気がついたのは、会場で働いている人の大部分が40代ぐらいの女性だったこと。わたし自身も40代女性なので、「おお、仲間たちがたくさん頑張ってる!」っていう感じですね。

全体の80%ぐらいが40代風女性で、残り20%は熟年男性と20代~30代前半ぐらいの若そうな男性という感じの構成でした。

ここで言う「働いている人」というのは、医師や看護師などの専門職を除く、会場の運営(受付や案内をしている人)を担当されている方です。(ちなみに専門職の方もかなり女性が多かったです)

平日の昼間にある臨時の仕事に応募できる人、ということになると、どうしても地元の主婦が中心になるのかなあと思います。

 

会場内は、しっかり色分けされた案内板や矢印でわかりやすい導線を作ってあるんだけど、それでもいざ自分がその中に入ってみると、ちょっとどっちへ行ったらいいかわからなくなったり、どこに座って待てばいいのかわからなかったり、案外難しく感じてしまう瞬間があります。接種そのものに対する不安もあるし、やっぱりなんか独特の雰囲気に呑まれてしまうのもあるのかなあ。サッサとすませて早く帰りたいという思いで却って簡単なことがわからなくなってしまうのかもしれません。

そんな中、係の方がポイントポイントに立って「こっちです、あっちです」って的確に誘導してくれたのは本当に有り難かったです。みなさんマスクに手袋にフェイスガードまでつけて、ずっと立ちっぱなしのお仕事で大変だろうに、笑顔でめっちゃ感じが良くて言葉遣いも丁寧な人ばっかなんですよ。

ただ言われるまま歩いて注射打たれて帰るだけなのに、最後は通路に立ってる係の方が全員「お疲れ様でした」って見送ってくれるのです。

ディズニーランドかよって感じですよ。

 

わたしもいろいろバイトやらパートやらやってきてるのでわかりますけど、おそらく、彼女たちは大した研修もなく現場に立ってると思います。時給もそんなに高くないんじゃないかな。5時間働いて、6000円ぐらいがいいとこじゃないですかね。知らんけど。

そんな中、みなさん素晴らしい接客スキルを自前で持ち出してお仕事に当たられてるの、ほんとすごいなと思います。

そういうところ、実は日本の底力であり財産なんじゃないでしょうか。

コロナ禍は別として、もっとみんな報われるといいのになといつも思います。

 

そんなことを考えさせられるコロナワクチン接種の一コマでした。

予約の時間ぴったりに行って、接種後15分の待機(健康観察)まで含めてちょうど30分ぐらいで終わりました。大変スムーズでした。ありがとうございました。

 

まずは、接種会場がこれからも安全に滞りなく運営されることを心から祈っております。