あてもなく

誰かへの手紙

耳が痛かった話

わたし、先週の後半から週末にかけて、耳がとても痛かったんです。

比喩的な意味での耳が痛いではなく、ほんとうに耳が痛かった。

 

原因は、耳かきのやりすぎです。

……っていうと笑われるかもしれないんですけど、これがシャレにならない痛さだったんですよ。

わたしがこれまでの人生で経験した痛みの中でもかなり上位にランクインするレベルだったので、記録としてブログのネタにしておくことにしました。

 

わたしとしては、耳かきもやりすぎってほどやったつもりはないのですが、結果として痛くなってしまったのだから、やっぱり超えてはいけない線を超える耳かきをしてしまったということなのでしょうね。

あまりの痛さに、土曜の朝から耳鼻科にも行きました。

耳かきで耳に傷ができて痛くなる、というのはわりとありがちなことではあるみたいで、ネットで検索しても情報は沢山出てきます。

病名的には「外耳道炎」ということになるみたいです。

わたしがかかった耳鼻科の先生は特にはっきりとした病名は言わなかったですが。

金属製の小さなラッパ型の道具(耳鏡?)で中を覗き込んで、

「ああ、ちょっと赤くなってるね〜」

とだけ。

ただ、その耳鏡を軽く入れられただけでも飛び上がるほどの激痛が走りました。かなりの痛さに思わず声を上げたら、普段ちびっ子が暴れるのを押さえつけるのに活躍する助手の方がわたしの頭を押さえに走ってきました(さすがにわたしは大人なので暴れません)

診察は、抗生剤の点耳薬を患部に数滴垂らして脱脂綿を詰められて終わり。

この薬を出すので1日2回、同じようにお薬をつけて30分ほど脱脂綿を詰めておくようにと指示を受けました。あとは、抗生剤の飲み薬を1日3回の4日分。

もし週が明けても痛かったらまた来てと言われたのですが、月曜時点でかなり痛みは引いていたので、この件はこれで終わりです。

 

それにしても、「ちょっと赤くなってる」という程度でこんなに痛くなるなんて、結構衝撃的なことです。

耳かきのやりすぎといっても、血が出るほどまで掻きむしったわけではないんです。普通に腕や脚の皮膚だったら、虫刺されやら何やらで、場合によってはうっかり血が出るまで掻きむしってしまうこともありますが、だからといってその後に夜も眠れないほどの痛みに襲われることはありません。

それが、耳だと病院に駆け込む事態にまで追い込まれてしまうのです。

耳って特別なんですね。きっとそのほかの場所よりもたくさん神経が集まっていて敏感な場所なんだと思います。

 

病院では鎮痛剤は出なかったんですが、耳の痛みが頭痛にまで拡大してかなりつらかったので、痛みだした当初から鎮痛剤はずっと飲み続けてました。

最初は薬箱に常備している市販の鎮痛剤を。効き目が物足りなく感じたので、途中からは、以前腰痛がひどかった時に整形外科で処方してもらった強めの鎮痛剤に切り替えました。痛みがピークの時はこの強めの鎮痛剤を飲まないと本当に夜も眠れないぐらいだったのです。

 

そもそも、なんでそんなに耳かきしちゃったか。

きっかけは、先日も話題にした「長すぎる会議」かもしれません。

元々わたしは耳かきするのが好きな方ではあったのですが、最近耳の中がむずがゆく感じる事が多く、耳かきの頻度が増えていました。原因は、イヤホンを使用する機会が増えたこと。

最近わたしが参加している会議っていうのはだいたいオンライン会議です。zoomでやるやつ。

会議の音声はスピーカーで鳴らすよりイヤホンのほうが聞こえやすく集中できる気がしてイヤホンを使っていたのですが、いつも、会議が終わる頃にはすごく耳の中が気持ち悪くなってるんですよ。それで、ついつい耳かきしちゃってたんです。

 

先週の木曜日、いつものように耳かきをしてたら、なんか痛いなって気がしてきて。

やりすぎちゃったかなーと思い、綿棒に傷用の消毒薬(マキロン的なやつ)をしみこませてちょちょいと消毒。綿棒に血が付いたりはしませんでした。でもあんまり耳かきしすぎちゃダメだなーと軽く反省しつつ、普段ならこれで痛いのは治まっていくのですが、今回ばかりはそういうわけにいきませんでした。

 

とんでもない痛みを訴えても、原因は「耳かきのやりすぎ」なので、耳鼻科の先生も調剤薬局の薬剤師さんも、なんか半笑いなんですよね。

ハイハイ、気をつけてね。って感じで。

経緯が経緯だけに、そういう反応になるのは仕方ないですが、とにかく痛みだけは笑い事ではないので、どうか皆さまお気をつけて。

できれば、耳かきなんかしない方が良いです。

わたしはもう耳かきやめます。

ついでに、イヤホンもやめます。 

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骨伝導だったらどうだろう?耳塞がないなら大丈夫かな?

やっぱり普通のイヤホンよりお高めだけどね!