あてもなく

誰かへの手紙

オンライン授業がやってきた



ゴールデンウィークが明けたが、緊急事態宣言は延長された。

学校はもう、このまま何もせずに休み続けているわけにはいかなくなってきた。

 

子供の学校(私立高校)はついにオンライン授業をスタートすることになり、休み明けにオンライン会議システムを使ったガイダンスが開かれた。一応保護者も同席してとのことだったので、わたしも同じ部屋でガイダンスを視聴した。

おそらくほとんど全員の生徒がガイダンスを視聴できた様子であった。

このガイダンスはいきなりやって成功したというわけではなく、先月の中頃から段階的に準備が進められてきたものだ。

まずは、以前から連絡網的に利用されていた同報メールを利用して生徒と保護者に連絡が入るところから。

それぞれの家庭のネット環境の確認から始まり、オンライン会議に用いるアプリのインストールのお願い、アカウントの付与、ログインのお願い……と徐々に作業を進める。うまくいかない生徒には個別に電話などで連絡をとりつつサポートしていったという。

 

アカウントの準備と並行して、オンライン会議システムのテストを行う。

まずは在宅の先生と学校をつないでの職員会議、次に生徒会メンバーに呼びかけて、生徒も交えた小規模ミーティング、その次にはクラス単位でホームルームを行うなどして少しずつ規模を広げていき、先生・生徒が少しずつオンライン会議の使い方に慣れていった。

その上でようやくこぎ着けた全体ガイダンスであった。

この全体ガイダンスは、オンライン会議システムの最大接続人数に近い規模で行われたが、大きなトラブルはなく安定した音声と映像で視聴することができた。

来週からはいよいよ、原則として時間割通りの授業がオンラインで行われるそうだ。

まあ、試行錯誤の連続にはなるのだろうけど、思ったよりは良い形でついに勉強が再開できそうな予感がして、親子共々少し明るい気持ちになった。

 

手作りでここまでこぎ着けられた先生方の努力に敬意を表したい。

 

と、安心したところで思ったのですが。

高校生だからこそ、少しは保護者の助けも借りつつも、基本的には全員が自分で自分の端末(スマホなりPCなり)を操作して授業に出席しうるところまでこぎ着けることができたわけだけれど、こんなの、例えば小学校なんかでやろうと思ったら、めちゃくちゃ大変なんじゃないだろうか。

 

ちょっと検索してみたら出てきた記事。

導入までの流れの説明や、必要な心構えなどが非常にわかりやすく、リアルに書かれている。

 

benesse.jp

 

そこそこ機械の扱いに抵抗がないお子さんであれば、小学生であっても少しの練習ですぐに一人でアプリを立ち上げて、自分のクラスのオンライン会議にアクセスすることはできるようになるかもしれないが、そこにたどり着くまでにはずいぶんと親の力が必要になりそう。

その辺りの習熟には個人差があるので、場合によっては親がつきっきりでサポートする必要が生じるかもしれない。

親がサポートできる家庭状況かどうかや、用意できる機材や通信設備によってもずいぶんと受けられる教育の質に格差が生まれそうで、少し心配な気もする。

 

ただ、このような状況で新しい取り組みを始めるには「完璧な状態」を求めるよりもまず「やってみる」ということが大事なのかなあとも思う。

できる人だけでもやってみるうちに少しずつ良い方法が編み出されて、じわじわと隅々まで行き渡っていくようなイメージで。

 

少なくとも、今回の我が子の学校の取り組みには、わたしは希望を感じましたよ。

 

とにかく、教育を再開しなければ!