あてもなく

誰かへの手紙

成人式関係の売り込みがしつこい



電話のセールスってどうやって断りますか。

どうもわたしは弱くてダメだなって思うのです。

毅然とした態度、っていうのが一番だとは思うんですけどね。

ただ、あんまり相手を傷つけるような言い方をしたり、バレバレの大嘘をついて撃退するみたいなことをするのがわたしは個人的に好きじゃなくて。

 

そんな風に思うのは、自分も電話の仕事をしたことがあるからかもしれません。

わたしの仕事は飛び込み営業ではなくて、主にお客様からの問い合わせを受けての対応だったので全く一致する仕事ではないんですけど、時には事務手続き上必要な用事があってこちらからお客様に電話することもありまして。

そんなときに、知らない番号からの電話だからってあまりにも警戒心を丸出しにされたり、詐欺と決めつけるような言い方で対応されたりすると、仕事だと割り切っててもやっぱりどこか心が傷いてしまったものでした。

案外、人の心というのは弱いものです。

相手は「どっかの業者だ」と思っているから遠慮なんかいらないと思っているかもしれないけれど、業者側に立っているのって実はほとんど素人のアルバイトだったりするので、そもそもの防御の姿勢がなってないのです。

鎧も盾もない生身で攻撃をモロに受けるので、頭では仕事だし~と思っていても、自分自身の人格が傷つけられたようなダメージが心に残ってしまうことが結構あるのです。

 

なので、名簿屋から買ったであろう情報でいきなり営業の電話をかけてくる業者も、迷惑といえば迷惑なんですが、電話を掛けてくる「手先」のパートさんの心をわざわざ傷つけるようなことはしたくないなあと思います。

 

とはいえ、上手に断れなくて長々と話に付き合ってしまうのもお互いにとって時間の無駄ですから、基本的にはあくまで礼儀正しく愛想良く、しかしきっぱりと、不要であることを伝えておしまいにするようにしています。大抵はそれで済みますね。

 

ただ、本当のことであれば「もう、他に頼んでます」とか「今使っているもので満足しているから変えたくない」とか言うのは平気なんですけど、こちらの心に少し迷いがある時に突かれると弱くて。

突然電話でセールスかけてくる側にとってはその迷いとか隙みたいなのこそ狙い目なんでしょうけどね。

 

と、前置きが長くなりましたが、今日の今日までわたし、成人式の着物のセールスの電話にちょっと困っていたのですよ。

それこそ名簿屋に流れてる情報をもとに、こちらが資料請求したわけでもないのに資料が送りつけられてきて「ご覧になりましたか?」って電話をかけてこられるわけなので、迷惑は迷惑なんです。

しかも、ウチの子供の成人式って、まだあと3年近く先の話ですよ。2023年の1月です。

こんなコロナ禍の世の中にあって、3年先の着物のことなんて考えられます?

あり得ないよねえ。

 

初めの電話では「振袖の下見イベントをやるので来てください」とのことだったので「感染が怖くて外出を自粛しているので、今は行きたくないです」ということでお断りしたんですが、その後も1週間ほどでまた電話、その後もまた何回か。

「今はこんな時期なので考える気になれない」などと言ってどうにか電話を切っていたのですが、あまりにもしつこいので、今日という今日はハッキリ断らなければいけない、と思いました。

 

 

向こうの言い分としては、

  • 成人式当日に、式場に近い便利な場所でちょうど良い時間に着付けをするためには、この時期から予約しておかないといけない。
  • まだ早いと思うかもしれないが、今のうちから予約していないと大変な目に遭う。(朝3時とか4時に着付けをして式まで待機しないといけないとか)
  • 今のうちからなら好きな着物が選び放題。早くしないとどんどん良いヤツからなくなっちゃう。

ということなので、一つ一つ丁寧に潰していくことにした。

 

  • ウチは成人式会場までクルマで30分もかからないぐらいの場所に住んでいるので、家の近くで着付けをしても良いと思っている。
  • 自分が知ってる美容室でも毎年成人式の着付けの予約を受け付けている。いくらなんでも、3年も前から予約しておかないひどい目に遭うみたいなのは言い過ぎだと思う。
  • 着物は実家にある古いのが使える可能性があるので確認してから検討したい。

 

そして、以上を踏まえた上で最後に言いました。

 

「コロナウイルスの影響を考えると成人式どころではないです。今は、子供の卒業や進学のことなど、もっと心配なことがたくさんあります。だから、今はいくら電話をしてもらっても成人式の話を進めるようなことはありません。どうかそっとしておいてくれませんか」

 

さすがにそこまで言ったらわかってくれたみたいで、電話を切ることができました。

とりあえず、今は「伝わった」と信じていますが。

それでもまた電話が掛かってきたら、むしろ笑っちゃうけどね。

 

向こうから勝手に電話を掛けてくるセールスに対して、ここまで真面目に話をする義理もないのにな、と自分でも思うんですけどね。なんとも、損な性分です。