あてもなく

誰かへの手紙

仕事選びの紙一重



わたしの一応のバイト先は、大手ファストフードチェーンのお店だ。

ミスでシフト希望を出してしまった4月のはじめの日を除いて、わたしは3月の頭から現在まで働いていない。

コロナ禍が始まってからすっかり出勤しなくなってしまったけど、こんなに長期に渡って職場に顔を出さなくても誰からも注意を受けないでいられるとは思わなかった。

普通、こんだけ休みまくったら、契約を更新しない旨が伝えられたりするんじゃないのかなあ、知らんけど。

それ以前に、「来週からしばらく働けなくなります」ってことになれば、それなりに店長に相談したり理由を説明したりしないといけないのだろうし、場合によっては「一旦辞めます」ってことにしなきゃいけなかったりするんじゃないのかしら。

他の会社のことはよくわかんないけど。

 

現在、ウチの店ではわたし以外の主婦のバイトさんもほとんどお休みしているので、わたしひとりが特別に出勤してないわけじゃない。み~んな仲間だ!w

その点も、めちゃくちゃ心強い。

で、現在お店を誰が回しているかというと、休校になっている高校生と大学生たちだ。これは、良いことなのかどうなのか、微妙なところだと思う。

休校の理由が「感染症拡大防止」であるという基本に立ち返ると、休校中の高校生が店頭に立つってどうなんだろ?

STAY HOMEなんじゃないの?って思う。

ただ、現状は彼らが働いてくれてるおかげで店が守られているというのは間違いない。

 

そんなこんなで、ウチの店はテイクアウトの売れ行きが好調のため、コロナ禍の世の中でも珍しく儲かっているという。

いつになるかはわからないが、感染拡大がある程度落ち着いて休校措置が解除される頃になったらまた我々主婦バイトは元通りの位置に戻れる可能性が高い。

こんなに都合の良い仕事って他にあるだろうか。

 

バイトを探していた時は、それほど深く考えて仕事選びをしたわけではない。ただなんとな~く仕事内容の想像がついて、あとはシフトの融通がききやすそうかなとか、その程度のもんである。

もし、そのときたまたま出会った仕事がドラッグストアやスーパーの店員だったらきっとこんなにカンタンに休むことはできなかっただろう。ちゃんと店長に相談して理由を説明しなきゃいけないだろうし、ウチは子供も大きいから「休校になったので~」なんて理由では休めない気がする。

もし、衣料品や雑貨を扱うお店で働いていて、ショッピングモールごと休業なんてことになっていたとしたら、現在仕事に行かずに済んでいたのは変わらないものの、最悪の場合店舗ごと撤退、そして解雇ということもありえると思う。

そうなったら、いつかまた働こうということになった時、また職探しから始めなければならなくなる。

 

まあ、どれも仮定の話に過ぎないのだけど。

わたしが今手元に残している「ファストフードの店員」というカードは、適当に選んだわりにはわりと強めのカードだったなあとちょっと意外な気持ちでいる。

そういう意味で、仕事選びって、紙一重なところがあるよなあ、と思った次第ですよ。