わたしはバイトでレジを担当することが多く、色んな人と直接お金のやりとりをするので自然と人の手を見る機会がたくさんあるんだけど、今の時期、本当に手が荒れている人がとても多いなあと思う。
チラッと見てわかるぐらい手のあちこちにささくれが出来ている人。
水仕事どころか、きっとほんの少し手が濡れるだけでもつらいだろう。
重い荷物じゃなくても、ちょっとした袋をさげるだけで手が痛いだろうし、服を着たり脱いだりするだけでも布がささくれに引っかかってしまうだろうなと思う。
手が荒れている人は、男性ももちろんいるけれど、やっぱり圧倒的に女性に多いと思う。
お仕事柄とかいろいろあるんだろうと思うけど、自宅で家事をするときぐらいは絶対にゴム手袋をつけてほしいなあと思う。
(いやまあ、つけてるのかもしれないけど……)
前にもそんな記事を書いたことがあるなと思ったら、2年前の2月に書いてた。
今日書こうと思っていたことのほとんどは、2年前の記事にぶつけられているので、こちらを改めて読んでいただくことにして、今日はそれでもさらに言いたいことだけ書くことにする。
わたしは以前ひどい手荒れに苦しんだ過去がある。
今は完治しているけれど、二度とあのような苦しい思いはしたくないので、家事をするときは必ずゴム手袋をしている。
洗い物や掃除はもちろん、調理の時も手袋をしているので、家にいるときに直接水に触れる機会はかなり限られている。
一方、バイト先は食品を扱っているお店だけれど、規定によりゴム手袋は使えない。
わたしは直接調理に関わる担当ではないけれど、飲食店である以上、手洗いの指導は普段から厳しくてマニュアルでも一定時間ごとにしっかり手を洗うことは定められている。
その上、最近の新型肺炎感染拡大を受けて、よりその手洗いの指導が厳格になった。
今は本当に、ちょっとしたことですぐに手を洗わなくてはならなくなっていて、最近では、手荒れまでは行かないけれど、いつもより手の甲の皮膚のかさつきが気になるようになった。
たとえば握りこぶしを作ったときに、指の付け根の骨が盛り上がる部分の皮膚が突っ張ってピリッとした痛みを感じるような。これも放っておくと危険なサインだと思う。
だから、家で水仕事をするときはこれ以上手を傷めないために、面倒でも横着しないで必ずゴム手袋をつけるようにしている。
本当に肌が荒れてしまったら、ハンドクリームを塗ろうが薬を塗ろうがなかなか元通りにするのは難しい。
どんな病気でも言えることかもしれないけれど、予防に勝る治療無し!なのである。
食洗機があって食器のほとんどを自動で洗えるようにしてある我が家でも、フライパンや鍋など大きな調理器具は手洗いしなければならない。
実は、そういう調理器具こそ油汚れが激しくて、洗剤をたっぷりつけないと綺麗にならないものだ。油汚れを落とすためには、それなりに高い温度のお湯ですすぎをしたい。
もし素手で洗い物をしていたら、洗剤をたっぷりつけることも、熱めのお湯ですすぎをすることもちょっとためらってしまうかもしれないが、手袋をしていたらそんな事は一切気にせずに、ゴシゴシ洗ってザブザブ流せるのがとても気楽だ。
結局、手袋を付けることは面倒でも、その後は手袋を付けていた方がずっと気楽であることがわかる。
手袋をつけていれば、洗い物の後にハンドクリームをすり込む手間も省くことができるのだ。
実は面倒くさがりな人にもオススメなのが、手袋家事だ。
だまされたと思って、いっぺんやってみて!
ショーワグローブ 【パウダーフリー】No.881 ニトリスト・フィット 100枚入 ブルー Mサイズ 1函
Mサイズっていうのは、ユニセックスのMなので、女性はSサイズを買う方がフィットして使いやすいと思われます。
ちなみに、わたしはこの手袋を直接はめるのではなく、中に木綿の手袋をはめるのがお気に入り。ゴム手袋直接だとすぐに蒸れてじっとりしてきて気持ち悪いでしょ。
アズワン アズツール綿スムス手袋 (マチ無) M 1袋(12双入) /3-7278-02
こちらも同じく、手がそんなに大きくない女性の方はSサイズの方がいいかも。
2枚重ねの効果は手荒れ予防だけではない。
例えば、うっかり鍋のフチを触っちゃってもやけどしないし、包丁を使っているときにちょっと手元が狂っても、手袋が切れるだけで済むのだ。
うっかりガラスのコップを割っちゃっても手袋したまま拾えば怖くない。
おかげさまで、わたし、長いこと主婦やってるけど調理中の事故で怪我したこと一度もありません。
みんな、手袋しよーぜ! ホント、おすすめよ!