あてもなく

誰かへの手紙

すぐ乾くっていう洗剤のこと

最近食器洗い用の洗剤を変えた。

特に期待もしてなかったんだけど、食器が乾くのが早いというやつにしてみた。

そしたら、本当に乾くのが早い。

 

うちは食洗器を使っているので、手洗いするものはそんなに多くはない。

鍋やフライパンなどの調理器具と、あとは食器が多いときに優先的に汚いお皿を食洗器に入れて、コップなど汚れの程度が軽いものを手洗いするぐらい。

洗い終わったものをすぐに収納したいとも思っていなかったので、もともと「拭く」という作業はしていなかった。

例えば夕飯の後に洗ったものは朝まで干しておいて朝食を作る前に片付ける。それで全然かまわない。夕飯が終わったらもう朝までキッチンは使わないんだから。

だから、別にわたしにとってそれほど速乾は必要な機能ではないと思っていた。

買ってみたのは、ほんの気まぐれ。ずっと使ってた洗剤に飽きたと思っていた頃に、たまたまホームセンターで特売になってるのを見かけてひょいと手に取ってみただけなのだ。

 

だけど、実際に速乾の洗剤を使ってみて、速乾の効果を実感してみると、思ったより便利なので感心している。

以前は朝まで放置してあった夕飯後の洗い物が、夜、寝る前にキッチンに寄ってみるともう大体完全に乾いているから、お茶を飲んだりしたついでに収納してしまえる。

そうすると、朝一番、朝食を作るときに、まず干してあったものを片付けるというワンステップが不要でラクに作業を始めることができるのだ!

 

…………。

いやー、こう、書いてみると非常に些細なことなんですけどね。

家事の大変さなんて、大体こういう些細なことの積み重ねじゃないですか。

 

さてさて。

そんな背景がありつつ、テレビを見ていたら洗濯用の洗剤で「速乾」をうたっている商品のCMが目に留まった。

まあたしかに。

衣類のほうが、食器以上に速乾である必要があるものかもしれない。

 

しかし、ここへきてちょっと思ったのです。

食器も衣類も同じだけど、使う洗剤によってその後の経過が変わる、ということはつまり、洗剤に使用されているなんらかの成分は、すすいだ後も食器や衣類に付着して効果を発揮し続けているということを意味するのではないかと。

もちろん安全性は担保された上でのことだけど、そう考えるとなんかちょっと気持ち悪さもあるなあと思ったのでした。

もちろん、従来の乾くのが遅い洗剤だって、衣類や食器に残留し続ける物質はあったんだろうから、急にここで人体への影響がとか言い出すのもどうかと思うけど。

 

食器洗剤の時にはそれほど思わなかったのに、衣類洗剤に至って急に気が付いたのは、肌が弱い家族のことをいつも気にしているからだと思う。肌が敏感な人にとっては、衣類にできるだけ余計な成分がついていないほうがいいので、うちでは柔軟剤も一切使っていないぐらい。

 

まあそんな感じで。

速乾の洗剤に、ちょっと考えさせられたというお話でした。

 

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 Amazonだと大容量の詰め替えしか商品しか出てこないわねえ。ま、いいか。