あてもなく

誰かへの手紙

どんどん回そう、食洗機

長い長い春休み。

子供はもちろん学校に行かずずっと家にいるし、夫はテレワークで週の半分以上は家にいる。

わたしも、職場が消滅したってわけではないんだけど、いろいろ考えた末出勤するのをやめてしまい(経緯はこっちに書きました)ずっと家にいる。

 

テレワークが始まった当初は、

「テレワーク中の夫の昼ご飯は夫が自分で用意する」

と夫婦で打ち合わせをしていたのだけど、その頃わたしはまだ週に何日か仕事に出かけていた。

今ではわたしが毎日家にいるようになって、自分と子供二人分の昼食を用意して食べているので、夫だけあえて仲間はずれにするのもあまり意味がない線引きな気がして、そう気がついてからは、昼食も家族3人分わたしが用意している。

まあ、本当に用意できない日は自分でなんとかしてもらわなきゃいけないし、気分転換に外食してこようかなーなど夫にもいろいろ考えはあると思うので、あまりガチガチに「こう」と決めないで、その日の食材の在庫や買い物の都合によって声かけするようにしている。

 

まあそんなわけで、家族3人が1日3食食べて過ごす日が一気に増えたわけだけれど、そうやって過ごしていると、いくら食事の内容を「簡単なもの」で済ませたとしてもそれなりの負担は発生する。

 

特に、食器洗いに関しては昼食のメニューが「簡単なもの」だろうが「難しいもの」だろうが大体同じぐらいの量が発生する。

今回の食事のためにお米を洗って炊いたご飯だろうが、残り物の冷凍ごはんをチンしたものだろうが、お茶碗に盛って食卓に出したら、家族の数だけお茶碗が汚れるのだ。

味噌汁だって、今回の食事のために出汁を取って鍋できちんと作ったものだろうが、フリーズドライにお湯を注いだものだろうが、汚れるお椀の数は同じだ。

家で食事をするというのは、そういうことだ。

それでもそのことであまりストレスを感じずに過ごしていられるのは、食洗機があるおかげだ。(あと、バイトに行かなくなったのも大きいかなw)

 

家族が家で食事をするのが朝と晩だけだった頃は、朝と晩2食分の食器をまとめて食洗機をまわすのは1日1回・入りきらなかった分は手で洗う、なんてことをやっていたけれど、食器洗いが3食分になった今は、目の前にある食器をとりあえずポンポン放り込んで、多少容量に余裕があってもサクッと回すことにした。

朝+昼で1回まわして、晩にもう1回とか、メニューによっても違ってくるけどそんな感じ。

とにかく、機械の力を使ってどんどん片付けていかないと、1日中台所に立っていることになってしまう。

 

と、そんな感じで食洗機バンザイ生活をしていたら、ぼんやり見ていたTwitterでこんなツイートを見つけた。

 

食洗機は買ったけど、結局フライパンなど大きな調理器具は入らないから手洗いしなきゃいけなくて、それならって、ついでに食器も手で洗っちゃう。

だから、せっかく食洗機買ったけど週に1回ぐらいしか使ってない。

だから、食洗機なんか買わなくてもいいと思うよ。

 

まあ、本当に食洗機不要論というのは根強いもので。

 

確かに「大きな調理器具が入らない」ことは食洗機の最大の弱点であり、そこを突かれると厳しいものはある。

わたしなんかも「全部食洗機に入れて極力手洗いはしません!」とか偉そうに言ってるけど、さすがに炊飯器の内釜とか、圧力鍋とか、フライパンとか、魚焼きグリルの網とか、2リットル入る冷茶ポットとかはスポンジに洗剤付けてチマチマ洗ってるのです……(ショボン)

 

だけど!

食洗機があるのに、

 

それならって、ついでに食器も手で洗っちゃう。

 

っていうのはどうかと思うのよ。

それってさ、洗濯機があるのに「どうせお風呂に入って身体を洗わなきゃいけないから、ついでに着てた洋服も洗っちゃったわ」っていうのと同じぐらい変だと思うのよ。

いやまあ、身体洗うのと衣類洗うのでは洗剤が違うから「ついで」じゃないよねとか細かいこと言うといろいろあるけどさw

 

せっかく食洗機買ったんだったら使おうよ。

わたし、徹底的に食洗機の肩を持ちたいのであえて言うけど、そういうこと言う人って、なんか食洗機の悪口言うためにわざわざそういうことしてるみたいですごく嫌味だと思うのです。

なんでそんな意地悪をするのかわかんない。

どう考えたって、全部洗うより食器だけでも食洗機に洗ってもらった方がラクに決まってるやん。

だいたい、洗い終わった食器はどこに干すのさ?

もしかして、食洗機の中? それってめっちゃ食洗機に失礼じゃね?

 

……はい、ちょっと興奮しました。

というわけで、食洗機はどんどん使ったらいいのにとわたしは思うのですよ。

わたしは、食洗機がなかったらこの長い春休み、がんばれたかどうかわかんない。

ホント感謝しかないですよ。