去年の末に「来年こそは、歯医者に行くぞ」という決意を示す記事を書いた。
書いたらそれなりに自分に対する強制力が発動されるもので、わたし、善は急げということで先週ついに歯医者に行ってきたのです。
歯医者に行ったのは3年ぶりだ。以前、治療で通った後に半年ごとの定期健診を進められたものの、その健診が面倒で行かなくなってそれっきりになっていた。
元々行っていた歯医者も腕は良かったと思う。
きちんと治療してくれるし、あまり痛くされないし、親切だし、いい歯医者だとは思っていたのだけれど、残念ながらちょっと全体的に設備が古くてなんとなく清潔感が足りない感じが気になってしまい、足が遠のいていたのだ。
それで、軽く調べてみた結果、2年ほど前に家の近くにできた歯科医院がわりと良さそうに思えたので、これを機に鞍替えしてみることにした。
新しい歯科に行ってみて、良いと思った点
- ドリルのハンドピースを患者ごとに交換していることをホームページに明記している
- 医師や歯科衛生士、その他従業員が多数在籍している大規模歯科医院である
- 何回通うことになりそうか目安を最初に教えてくれる
ハンドピース交換のこと
ハンドピースについては、歯医者に行きたくなくなった理由No.1ぐらいの勢いで気になっていたのだけれど、今回は結局新しい虫歯が見つからなかったのでドリル自体使わずに済むようなので、ちょっと取り越し苦労だった感はある。
ただ、今後のためにもハンドピースを患者ごとに交換している歯科を行きつけにしておくのは大事だと思うのでこれでいい。
従業員がたくさんいる大規模歯科であること
先生1人+2~3人のパートさんみたいな現場は、一般的に、風通しが悪くなりがちだと思う。自分自身、去年の今頃働いた職場でえらい目に遭ったトラウマがある。
なんというか、そういう環境には、絶対的権力を持って君臨する人が一人いて、その他の人は(客っていうか患者でさえも)文句を言えない雰囲気があったり、世間の常識では考えられないような変な忖度が働くようになってしまうことがあるのだ。
その権力者は、不思議なことに院長先生とは限らなかったりするからさらにヤバい。(院長先生が君臨することももちろんあるんだけど)
だから、組織はある程度大きいほうがいいなって最近思うんだよね。
多様な人が働いていれば、それだけ権力は集中しにくいと思う。あくまでも確率の問題ではあると思うけど。
というわけで、今度の歯医者さんは歯科医師だけで3人いるし、衛生士は多分もっといるのでちょっと安心感がある。
何回通うことになりそうか最初に教えてくれる
前通っていた歯医者は、親切だったけど一体何回通えば終わりになるのか見通しを教えてくれない歯医者だった。自分から聞けば良いじゃん!って思うでしょ?
わたしも、自分自身わりとそういうことは遠慮無く聞ける方の性格だと思ってたんだけど、なぜか前の歯医者はそれがすごく聞きづらかったの。
理由はよくわかんないけど、聞けない雰囲気があった。
それが、今度の歯科では、診察台ではなくデスクを挟んで向かい合わせに座って説明をしてくれる場を設けてくれて、基本的なプランを説明してくれた。
今回は一般的な歯科検診をして問題がなかったのでこのまま歯のクリーニングをすれば終了とのことで、全体が終わるまでに3回通院することになりますとのことだった。
もし治療の過程で期間が延びそうであればその都度お伝えします、と。
だから安心して通うことができる。
実は、ここも前の歯科に行きたくなくなったポイントのひとつ。
ただ健診と思って行ってみると、いつも、その先がいつ終わるともしれない長い通院の日々になるので、健診に行くこと自体が億劫になっていたのだ。
長くなるにしても、どういう治療をするから最低でも何回、という具合に先行きを示してくれるともう少し気楽に行けるんだけどなと思っていたので、今度の歯医者ではその点もクリアしてくれるようだ。
まあ、通い始めるとまたいろいろ気になる点も出てくるのだろうけど、まずは適当に選んだ割に悪くない歯医者だったようでよかった。
とりあえず3回通ってみて、次に健診のお知らせが来たらすぐに予約を取って、と、定期的に歯医者に通う習慣をつけていきたいと思う。