あてもなく

誰かへの手紙

冬至にかぼちゃを食べるような

夕飯の献立がそれによって半ば強制的に定められている年中行事は結構好きだ。

だって、自分で考えなくても今日何を作るべきか決まってるのって最高じゃないですか。

 

というわけで、冬至である本日の夕飯にはカボチャを煮た。

カボチャを煮たのは甘くてご飯に合わないので、メインのおかずはご飯が進む系の濃い味のものを、ということで、塩麹に漬けた豚を焼いた。

カボチャの煮物自体はメインではないので多少パンチ不足だけど、とはいえサブのおかずが固定されていればそれだけで少し献立が前進するのでずいぶん助かる。

 

同じような理由で、節分の恵方巻きも助かっている。

あとは、ひなまつりの日にちらし寿司とはまぐりのお吸い物とか。

 

こんなに助かるのだから、もっとそういう食べ物絡みの年中行事があれば良いのに。

ということで、ほかに導入できそうなものはないか調べてみました。

 

r-play.jp

 

 1月

1~7日(正月)おせち、雑煮、お屠蘇
7日(人日の節句)七草粥
11日(鏡開き)おしるこ
15日(小正月)小豆粥

 

2月

3日(節分)恵方巻き、福豆、鰯
8日(事の日)お事汁
9日(初牛)いなり寿司

 

3月
3日(桃の節句)ちらし寿司、蛤のお吸い物、菱餅、白酒
20日頃(春分)ぼた餅

 

4月

8日(花祭り)甘茶

 

5月

2日頃(八十八夜)新茶
5日(端午の節句)柏餅、ちまき

 

6月
1日(氷の朔日)あられ
21日頃(夏至)たこ
30日(夏越しの祓)水無月

 

7月

2日頃(半夏生)たこ
7日(七夕)素麺
23日頃(土用の丑)うなぎの蒲焼

 

8月
1日(八朔の祝い)尾花粥、黒ごま粥
15日頃(お盆)精進料理、白玉団子

 

9月

9日(重陽の節句)菊酒、栗ご飯
中旬頃(十五夜)月見団子、里芋
23日頃(秋分)おはぎ

 

10月(十三夜)
月見団子、栗ご飯

 

11月

1日(神迎えの朔日)赤飯
5日(亥の子祭、十日夜)亥の子餅、十六団子
15日(七五三)千歳飴

 

12月

1日(乙子の朔日)小豆餅
8日(事の日)お事汁
22日頃(冬至)かぼちゃの煮物
31日(大晦日)年越しそば

 

※一部誤字があったので、こちらで修正させていただきました

 

だ、そうです。

ざっと見てみると、我が家で導入できそうなのは夏至または半夏生のたこぐらいかな?

たこのマリネとか、美味しいよね。

(うなぎは体質的に食べられないのでパス)

 

なんだろう、こうして見ると案外夕飯の献立に役立ちそうなものって少ないのだなあ。

節分の頃になると、「恵方巻きなんか本来は伝統行事なんかではなかった」という説がささやかれたりするが、わたしにしてみれば、できれば毎月1回ぐらい何ににかこつけて「食べると縁起が良い献立」が定められていればいいのになと思う。

(食品ロスの問題やノルマが問題になっているのは心得ているけれど)

 

もちろん、今夜のお風呂にはゆずを入れた。

ゆずをパックから出して、スーパーでもらったゆず湯用の不織布の袋に移しただけで、手がとっても良い匂い。

 

年末年始を超えて、この冬も健康に過ごせますように。