あてもなく

誰かへの手紙

クリスマスと誕生日

今週のお題「クリスマス」

サンタ活動の苦い思い出については先日散々書いたけれど、今日もクリスマスの話題。

今度はわたしの話です。

 

わたしね、誕生日が12月24日なんですよ。

素敵!って言ってくれる人も多いけど、この話をすると、99%言われるのが

 

「誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントが一緒にされちゃうから損だよね」

 

というヤツ。

 

でもね、一応うちは、親が「予算は誕生日3000円、クリスマス3000円だから、あわせて6000円のまでのもの買ってあげる」などと明朗会計で対応してくれ、また、サンタさんは別だったので25日の朝には枕元にサプライズのプレゼントもアリで、今思えば大変気を遣ってもらっていたので、あまり寂しい思いをしたことはない。

 

ただ、この日はどうしても普通の誕生日ケーキだけは手に入らない。

だから、わたしの誕生日ケーキには常にサンタクロースが一緒に乗っかっている人生だった。

子供の頃はそれが少し嫌だなあと思っていた。

ただ、今ぐらいの年になると、普通は誕生日にわざわざ自分でケーキなんか買ってこようと思わないけど、12月24日はクリスマスだからということで家族のためにケーキを用意する。

そのおかげで毎年ついでにケーキを囲んでお祝いしてもらえるから、今となっては却ってよかったのではないかと思う。

 

そういえば、まだ幼稚園児とかそんな頃のことだけど、わたしはクリスマスツリーのことを誕生日のお飾りだと勘違いしていたらしい。

あるとき、友達のおうちの誕生日会にお呼ばれして帰宅したわたしは母にこう言ったそうである。

 

「○○ちゃんのお誕生日には、ツリーがなかったんだよ! なんでだろうねえ」

 

まあ、そうよねえ。

毎年自分の誕生日の頃にいそいそと飾られるんだから、誕生日を祝う飾りだと思うよそりゃ。

 

わたしの生まれた頃は今ほどクリスマスが盛んではなかったので街のイルミネーションなどもなかったけど、わたしが生まれた病院の近くに教会があって、夕刻にキャンドルを持って人々が集まっているのが見えたそうだ。

44年の間、誕生日とともにクリスマスを眺めてきたけれど、今は一時の盛り上がりに比べればずいぶんとおとなしくなったと思う。

クリスマスだって言っても、実際の所なんだかよくわかんないもんね。

 

とりあえず明日の夕飯は骨付きモモ肉のローストチキンです。

クリスマス生まれだからか知らんけど、鶏肉の料理は大好きです。

これも、年中行事に合わせて夕飯のネタが決まってると助かるシリーズだよね。

 

みなさま、よきクリスマスを。