あてもなく

誰かへの手紙

自分の心を癒やすためにする家事

ここ最近、家を空ける用事が立て続けにあって、心身共に疲労困憊。

やっと今日は仕事が休みで家族は外という平日が戻ってきたので、まずは身体を休めるため、すべてほったらかしてゴロゴロしようと思っていたのだけど、ソファに座ったら、テレビを見ながら動けなくなってしまった。

テレビを見ているとなんだかイライラするからと、テレビを消すと、今度はずっとスマホを見てしまう。そして、またイライラ。

 

布団に入って寝てしまおうかと思ったが、そういえば今日はゴミの日だから、寝てしまう前にゴミ出しだけはしなければ……めんどくさい。

洗濯機が10分前ぐらいに止まっていたのも、寝てしまうのであれば、その前に必ず干してしまわないといけない……めんどくさい。

 

テレビの前に座り続けている限りは、ゴミ出しも洗濯干しも「本当はいつでもできる」からそのまま留保できるが、本気で寝てしまおうと思ったら、途端にゴミ出しと洗濯干しは待ったなしの最優先事項になってしまう。

主婦業の宿命なのかもしれないが、徹底的にサボるためには、徹底的に段取りが必要という、なんとも逆説的な話である。

 

それで、仕方がないので洗濯物を干した。

つづいて、ゴミを集めた。

パジャマの下だけジーンズに替えて上からコートを羽織ってゴミ出しに行った。

帰ってみたら、廊下の隅に髪の毛とほこりが混ざったヤツがモヤモヤっと溜まっていたのが目に付いたので掃除機を掛けた。

キッチンに戻ったら、昨日の食器が食洗機の中でそのままになっていたので、朝食の食器も追加で詰めて食洗機をまわした。

食洗機に入りきらなかった食器は手洗いした。

洗濯機から風呂場へ残り湯取りのホースが伸びたままになっていたので、ホースを巻き取ってお風呂の残り湯を捨てた。

風呂場がモヤッとしてたので、浴槽にスプレーして流すだけの風呂場洗剤をシュッシュしてシャワーで流した。

洗剤が手に付いた気がしたので洗面所で手を洗ったら、洗面台がほこりだらけなのが目についた。排水も流れが悪くなってたので、台を拭いて、排水口のゴミ受けをブラシで掃除した。

 

とまあ、細々とした片付けをやっていたら、なんか、身体の疲れはともかく、心の疲れの方がすーっと収まってきましてね。

 

人によるとは思うんだけど、わたしの場合、そんなにきれい好きというわけでもないし、むしろ掃除嫌い・掃除苦手なんだけど、それとはまったく別のところで「部屋がきちんとしている」という状態に置かれることで癒やされる性質があるようだ。

残念ながら、うちには放っておいても部屋が片付く便利な機能はなく、部屋をきちんとさせたければ自分が動くしかないので、身体も疲れている時はすごく大変に感じるんだけど、身体の疲れを押してでも先に最低限の片付けを済ませることが、結果的に心身の疲れを取る近道なんだと気がついた。

 

わたしは掃除嫌いだけど綺麗な部屋が好き。

こういった場合、「好き」っていうほうを優先するとうまくいくようだ。

 

文字に起こした細々とした片付けものは、時間にすれば1時間程度で終わるものだ。

あとは、心おきなく寝てしまえばいい。

気持ちが落ち着いたので、寝てしまう前にブログを書いておくことにした。

本当は毎日書きたいと思ってるのに昨日は書けなくて残念だった。

起きたらお昼ごはん。

冷凍庫におなべひとつでできるワンタン麺があるので、お昼はそれを食べるのだ。

アレ美味しいんだよね~。うふふ。

 

まあ、なにかと思うに任せない日々だけど、こんなときこそ、目先の感情に流されずに行動するのが大事だねえ。

では、おやすみなさい。