仕事の話ばかり書いてきましたが、久しぶりにお料理の話題でも。
水漬けパスタってご存知ですか?
時短お料理界では数年前から話題だった手法のようなのですが、わたしは最近テレビで知りました。
パスタを茹でるためには大量のお湯を沸かす必要があり、時間がかかること、ガス代がかかる事がちょっと気になっていましたが、水漬けパスタにすればその両方が節約になり、おまけにちょっと食感がかわった「生パスタ」っぽい美味しいパスタが食べられるとか。
というわけで、早速わたしも挑戦してみました。
パスタがまっすぐ入る長い容器に水を張ってそこにパスタを漬けておくというのが一般的な方法ですが、ウチにはちょうどよい容器がなかったので、ジップロックを使いました。これで1食分の100gです。
水漏れが少々不安でしたが、ピチッと閉めておいたら特に問題ありませんでした。水の量も少なくて済むし、良いのではないでしょうか。
朝8時に仕込んで外出、昼12時頃に帰宅したらこんな感じになってました。
4時間放置したら、麺は透明感がなくなり、しっかりふやけてグニャグニャです。
確かに「生パスタ」ってこんな感じかも。
まだ肌寒い季節なので常温で4時間放置しましたが、もう少し暑くなったら冷蔵庫に入れておいた方がいいかもしれません。
ただ、冷蔵庫の中で水漏れすると大惨事なので、ジップロックでやるのはやめておいたほうがいいかも。
こうしてふやかしたパスタは、茹でずにそのままソースに絡めて調理出来るとのこと。
今回は、昨日の夕飯で余ったトマトシチューに絡めて食べることにします。
夕飯の残りのトマトシチューをパスタにするととても美味しいので、「お母さんの役得」と思って喜んで食べています。
シチューは圧力鍋のまま残ってました。これを加熱し、沸騰したところで水気を切ったパスタを投入。
えいっ!
しばらくそのまま加熱していると、麺にだんだん透明感が出てくるはずです。
...が、思ったより透明になるまでに時間がかかってしまいました。
原因はいろいろあると思いますが、
・圧力鍋は底面積が小さく深い形をしているので全体的にかき混ぜにくかったこと
・昨晩から煮詰まって水気が少なかったこと
この2点が大きいと思います。
かれこれ10分ほど加熱しましたが、結局半分ぐらいまで透明になったところでこれ以上の変化が見られなくなったので、この辺で諦めて食べてみることにしました。
できあがりはこんな感じ。
まあ...まあ...かなあ...w
食べてみます。
そういう気持ちで食べるからかもしれませんが、やはり少し粉っぽさが残っている気がしました。でも、しっかり透明になってるところはモチモチ食感で、聞いていたとおり生パスタっぽい食感です。
ただ、少しシチューの味が薄まってぼやけてしまった感じがしました。
普段は塩茹でにしたパスタに絡めて食べていましたが、水漬けの時には塩を入れないので、その分塩分が足りなくて物足りなかったのかもしれません。
というわけで、次回は
・かき混ぜやすいフライパンでソースと絡めてみる
・シチューの残りではなく市販のパスタソースを使ってみる
・水分と塩分を足してみる
こんな感じでやり方を変えてみようと思います。
なんとなく、あと少しの工夫で美味しくなりそうな可能性を感じたので、懲りずに挑戦したいと思います。