あてもなく

誰かへの手紙

家で食べるラーメンの話



 

 

ラーメンにもいろいろあるけど、今日は、スーパーでいつでも買える、生麺とペースト状のスープがセットになってるタイプのやつの話をします。

ラーメン食べたいって言われるのでたまに買うけど、わたしはアレがあんまり好きじゃない。

 

アレの最も良くないところは2人前で売られてることだ。

ウチは3人家族。2人前1パックでは足りないし、4人前を3人では食べきれない。よって、いつも1食余らせてしまう。

以前なら、休日に3人前を食べて、平日1人の昼食の時に残った1人前を自分だけで食べるというのがおきまりの流れだったのだが、今は残った1人前を自分だけで食べる機会がないので本当に困る。

 

昨日は、前に残った1食分の賞味期限が切れる前にもう一度2人前を1パック買ってきて、わりと近いスパンでラーメンの昼ご飯になってしまった。あんまり好きじゃないのに。

前に残ったやつを買ったのとは違うスーパーに行ってしまったもので全く同じ商品は買えず、別のメーカーの似た感じのやつを買ってきた。

表示されてる麺のゆで時間が微妙に違ったのでちょっとイラッとしたが、時間差で鍋に投入してなんとか時間を揃える。見た目にも違うやつが1食混じってるなあって感じだったが、味噌ラーメンだったのでスープの中に放り込んだらそれほど目立たなくなった。

 

もう一つ、この手の商品の嫌いなところは「インスタント」的な立て付けのわりに結構手間が掛かる点だ。

まず、麺を茹でる工程。

生麺を茹でるためには、多めのお湯が必要で、ということは、大きな鍋にたくさんの水を入れてそれを沸騰させる必要がある。

一応、水からではなくてガス給湯器から出てくるお湯からスタートするのだけど、量が多いので沸くのに時間が掛かる。

さらに、その茹でた麺を一度湯切りしないといけないので、大きめのザルが要る。

シンクの中でザバーっと湯切りするためには、シンクの中が片付いている必要もある。

 

それから、スープ。

添付のスープの素(ペースト)は「あらかじめ袋ごとお湯に浸けて温めておいてください」となどと書いてある。冷たいまま熱湯に溶かすと、スープがぬるくなってしまうからだろう。

しかし「鍋に直接入れて加熱するのはダメです」とも。というわけで、ポットで沸かしたお湯をなにがしかの容器に入れてスープの素用のお風呂を作ってちゃぷんと浸からせてあげないといけない。

そのようにして大事に温めておいたスープの素をどんぶりにあけて、そこへ1人あたり250ml程度の熱湯を注いで溶かす。

「スープの素をあらかじめ温める為のお湯」の他に、スープの素を溶かすためのお湯も必要なんだよね。

そのお湯はきちんと分量が決まっているので、250ml×3で750mlなどと計量カップできちんと量ってから沸かす。どんぶりに注ぐ時には均等になるように結構気を付けて注がないと、結構取り返しのつかないことになってしまう。

 

そうそう。

お湯を沸かしたり麺を茹でたりするのと並行して、具も別途用意しておかなきゃいけないのですよ。

うちでは、もやしをシリコン製の容器に入れてレンジで1分ぐらい加熱した物と、買っておいたチャーシューと、冷凍の青ネギを載せるのが定番。

たまに味付たまごを買っておいたりすることもある。

コーン(冷凍のをレンジでチンしておく)を入れることもある。

 

麺がゆであがるタイミングを見計らってどんぶりの中にスープを用意し、湯切りした麺をそのスープの中へ投入、別途用意してあった具を麺に載せたら完成。

 

と、事細かに手順を書いてみるとね、この「インスタント」な雰囲気のラーメンセット、案外手間がかかるし大変なのよね。

麺のゆであがりとスープができあがるタイミングも、あんまりズレると美味しくなくなっちゃうから結構集中力が要る。

 

後には鍋とかザルとかの大きめの洗い物が残っている。

できあがったらすぐ食べないといけないから、キッチンは嵐が通り過ぎた後のように散らかったまま、とりあえず食べる。

作るのにも食べるのにも大汗をかいて、なんだかぐったりしてしまう。

 

ここまで大変なのにね、売られてるパッケージの感じで「簡単なヤツ」って思われてるのがすごく腹立つ。

しかも、たまに全然美味しくないやつがある。

実は、昨日食べたヤツがあんまり美味しくなかったので、それで腹が立ってここまで書いてしまった。

 

 

つくづく、ラーメンってお店で食べるものだと思うわー。

もう当分作らない。