あてもなく

誰かへの手紙



急病時の対応について 救急車を呼ぶか迷ったら(2)

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わたしは過去に2回、救急車に乗ったことがあります。

 

1回目はまだ独身で実家にいたときで、母が急に尋常じゃないほどお腹を痛がったのでわたしが救急車を呼び、わたしが一緒に乗って病院に行きました。こちらは平日昼間の出来事です。

 2回目は、結婚してまだ子供がいなかった頃で、やはりひどい腹痛を起こして夫に救急車を呼んでもらいました。これは夜中でした。

 

2回とも、簡単な処置だけ受けて帰宅できるレベルのもので、命にかかわる病気ではありませんでした。そのようなことで救急車を呼んで良かったのかという疑問は残りましたが、それで済んでよかったという話でもあります。

 

それから、救急車を利用せずに救急病院に問い合わせて自分で向かったケースが今回と合わせて2回。

1回目は子供がまだ幼児の頃で、高熱が数日続いて衰弱してしまったように見えたときに不安になって病院につれていきました。

当時「#7119」だったかどうかわかりませんが、その時も救急相談センターのような窓口に電話をかけて医療機関を紹介してもらいました。

 

軽い事案のために救急車が出払ってしまったせいで重病・重傷者への対応が遅れてしまうようなことがあってはならない、という話はよく聞くので、いざという時に果たして今わたしが救急車を使ってしまって良いものか、というのは非常に迷うところではあります。

 

そういった事情を踏まえ、急病時の対応に迫られた際に、

「救急車を呼ぶとどういう対応がされるか」

「自力で医療機関に行くのとどういう違いがあるのか」

がわかっていると、ある程度の基準が自分の中にできると思います。

 

わたしの主観がかなり多く含まれていますのでご参考までですが、そんな予備知識をちょっとまとめておきます。

(昔の記憶を頼りに書くので細かい齟齬はどうかご容赦ください)

 

救急車を呼んでから病院に着くまでの流れ

119番通報をしてから、家の前に救急車が来るまでにはだいたい20分ほどかかります。

そして、救急車に乗せられてからもすぐに出発するわけではなく、その状態で消防隊員の方が近隣の救急病院に電話をかけます。

「こういう症状の病人を搬送したいが、受け入れ可能か?」

平日昼間の搬送であれば受け入れ先は比較的すんなり見つかるようです。

しかし、夜中となると少し事情が違うようで、複数の医療機関に次々電話してなんとか受け入れ先が見つかるという感じ。

いくつかの病院を当たって受け入れ先が見つかってから、ようやく救急車は走り出します。

 

救急車だからといって特別なルートで受け入れ先の病院が確保できるわけではないみたいですね。

救急車の場合も、患者を収容して容態を確認してから病院に電話をかけて搬送可能か確認を取るという手順を踏む必要があるのです。

 

ということは。

もし、すぐに家族の運転で車が出せる、あるいはタクシーで医療機関に向かうことができて、なおかつ本人か身近な人が医療機関に対して容態をきちんと説明できる状態であれば、救急車を待っているよりも自分で搬送先を見つけて向かうほうが、救急車を呼ぶよりも早く病院にたどり着ける可能性もあるわけです。

 

だとすると、救急車がどうしても必要な場面というのは限られてきます。

  1. 患者の容態が重篤で、心肺蘇生や搬送中の生命維持活動が必要な場合
  2. 患者を自力で車に移動させられない場合
  3. 患者本人がひとりきりで、#7119に相談したり自力で医療機関・タクシーの手配をするのが困難な場合
  4. 患者や周囲の人たちがパニックで何をどうして良いのかわからない場合

上記以外なら、自前で手配しても救急車と大差ないレベルの対応ができると考えられるのです。

 

わたしが検索するとどうしても神奈川県の情報ばかり出てきてしまうので申し訳ありませんが、ご参考までにリンクを貼っておきます。

www.pref.kanagawa.jp

 

それから、ちょっと余談ですが、もし救急車で搬送してもらうことになった場合に忘れがちな注意点を書いておきます。

財布・保険証を持っていこう

救急車は無料ですが、救急搬送先の病院で診察を受ける場合には当たり前に会計が発生しますし、保険証も必要です。

病院にもよりますが、夜中に受診する場合は会計が業務を休止していて正確な受診料が計算できないため、多めに預り金を置いていくよう求められることがあります。その場合は後日会計が開いている時間に精算に出向く必要があります。

帰りの靴を持っていこう

担架で救急車に乗せられて行くのはいいのですが、診察が終わり容態が落ち着いて帰宅することになった場合、タクシーを呼ぶなり交通機関を使うなりして自力で家まで帰らなければなりません。その時履き物が無いのが一番困ります。

わたし、自分が救急車で運ばれた時に、帰りの靴がなくて病院のスリッパを借りて帰りました。タクシーで帰ったんですけど結構恥ずかしかったです。(後日精算に行ったときに返しました)

ついでに言えばパジャマのまま運ばれてそのまま帰る羽目になったのでそれも嫌だったのですが、そこはもう仕方ないというか…。

 

以上です。

元気に暮らしていても、突然の急病に襲われることがあります。

万一のときに落ち着いて対応出来るように、頭の片隅にこういうまめ知識を置いておくのも悪くないと思います。