お店の名前を出してこんな話を書いたら悪口みたいになるのかなあ、と思いつつ、まあ書いてしまうわけですが。
去年の秋頃にわたしはApple Watchを購入した。
いろいろ考えた末にAmazonで購入し、今は大変気に入って使っている。
Apple Watchを買ってよかった!って話は何回か書いたので、そちらを見ていただければ。
さて。
Apple Watchの購入について真剣に検討していた昨年11月の終わり頃、わたしはアップルストア銀座へ行く機会があった。わざわざアップルストアを目指して出かけたわけではなくて、別の用事で出かけたついでである。
そのとき既にApple Watchを購入することに腹は決まっており、あとは実物を見てサイズ感を確かめることができればと思って店に入った。
なんなら、その場で購入してしまっても構わないとさえ思っていた。
店内は大変混み合っていた。iPhoneやiPadなどたくさんのデモ機が並んでいる中、Apple Watchのコーナーもあってそこでもたくさんのお客が試着させてもらったりしていた。
わたしもせっかくだから試着をさせてもらおうと近づいて、なんとか今手が空いてそうな店員さんに話しかけ、いくつかの色の本体とバンドの組み合わせを試させてもらった。
そこまではまあ良かったのだけど。
じゃ、これにします。今、買いたいです。
って言ったらですねえ、「えっ……とぉ...……少々、お待ちください」って言って店員さんいなくなっちゃってね。
なんと、そのまま戻って来なかったのw
何分か待ったけど、そのうち「ああ、なんかもういいや」ってなっちゃって、わたしはそのまま店から立ち去りました。そのあとどうなったかは知らない。
アップルストアって普通のお店とは違って、パッと見たところレジカウンターとかもないし、なんとなく「どうやって買い物するんだろう」感はあるよね。
もしかして1階はただのショールームでお買い物とかできなくて、買いたい人は2階のカウンターに行くこと、とか難しい決まりがあるのかもしれない。
でもさ、初めて足を運んだ客にはそんなことよくわかんないし。
多分だけど、試着の対応をしてくれた店員さんは、販売担当ではなかったのかもしれないね。
とはいえ、今更ながら悪口を言えば、試着の対応も不慣れな感じでとても「専門」って感じではなかったけどね。事前に調べまくってから店に行った分、わたしのほうがApple Watchのことよく知ってるかもなぐらいだった。
わたしは少々短気なところがあるし、接客に対して厳しい感想を持ちがちな方なので、アップルストア銀座自体がそんなに悪いわけではないと思う。
あのお店は、場所柄、日本語以外の言語で対応したりすることの方が多そうだし、ほとんどがその場で買わないお客さんだったりするだろうから、わたしみたいに日本語でやってきていきなり「これ買うわ」とか言ってくるような客の方がイレギュラーだったのかもしれない。TPOをわきまえていなかったのはわたしのほうなのだ。
というわけで。
本当に欲しいときは店なんかに行かずオンラインでどうにかするべきという、発想の逆転を体験した出来事のお話でした。
今、新しいiPhoneを買おうと思ってるんだけど、どうしようかなあ。
こういうのはできればオンラインじゃなくて店で買いたいほうなんだけど、回線が三大キャリアじゃないので、携帯ショップってわけにもいかないんだよねえ。
ああ、面倒だ面倒だ。