あてもなく

誰かへの手紙

ひきこもりが外を見てきた日



約1ヶ月ぶりにファストフード店へアルバイトに行ってきました。

はたらくというのは、ピンポイントで見ると楽しいものですな。

今日は家族以外の人と久しぶりに話せてうれしかった。

話し相手になってくれた人に思わずそのまま「家族以外の人と久しぶりに話せてうれしいです!」とストレートに伝えたら、相手の人、ちょっと照れてた(笑)

そんなことをストレートに伝えたり伝えられたりすることって、普通はないもんなあ。

 

まあ、そのぐらい「家の外の人と会わない」というのはしんどい生活なんだよね。

といってもわたし、そもそも社交的な方では全然なくて普段からよく家にいるので、今の自粛生活、結構向いてる方だと思うんですよ。

家でひとりで本読んだりゲームしたりしながら特に何をするでもなく一日を終えることはあんまり苦にならないし。

むしろ、何かの用事でよその人と会ったり、イベント的なものに参加して大勢の人たちと過ごす方がよほど疲れるし、場合によっては翌日反動で寝込むぐらいなんで。

まあ、まとめると、やはり何事もバランスが大事ってことになるんでしょうかね。

 

というわけで、今日見てきて感じたことを箇条書き的にいくつか記録しておく。

 

店員のマスク着用について

わたしが最後に出勤した3月初頭頃は、やっと店員の勤務中のマスク着用が許容されはじめたという段階だった。といっても、マスクの調達は間に合わないので、店員が自前のマスクを持ってきた場合に着用を許可しますというような内容で、積極的なマスク着用指示もなければマスクの支給もなかった。

なので、最終勤務日はマスクしてる店員してない店員が半々ぐらい。

マスクしてない店員を指さして「あの人なんでマスクしてないの」などと苦言を呈してくるお客さんもいたりしてちょっと嫌だった。

 

今日行ってみたら、店頭に不織布の使い捨てマスク(いわゆるサージカルマスク)が備え付けられていた。どうやって調達したのか、さすが全国チェーンはえらいもんである。

が、数には余裕がないので「マスク持ってない人は使って良いよ」って感じ。わたしは家から付けて行ったマスクがあったので、備え付けのマスクはもらわなかった。

 

お客さんのマスク着用率

もう100%に限りなく近いかな。3月上旬時点でも多分80%は超えてたと思うけど。

使用されているマスクは、大体が使い捨てのサージカルマスクというやつだ。そんな使い捨てマスクが店頭から姿を消して久しいが、みなさん、手持ちの物を何度か使い回しながらゆっくり消費しているという感じなのかなあ。(わたしはそうしてる)

そして、10人に1人ぐらいは手作り風の布マスクを使用していた。

真っ白の生地ではなくて、家にあったらしい柄物の生地を使用して作られているものが多く、見てすぐわかる。上品な柄の布を使っていて、おしゃれさんが多いという印象。お裁縫得意なのかな、うらやましい。

昔ながらのガーゼのいわゆる「給食マスク」の人は、今日3時間店頭に立ってた間に全体で1人ぐらいだったかな。

 

客足は減ったのか?

3月初頭の最終勤務日から考えると、ずいぶん減ったと思う。

わたしは今日は午前中3時間だけの勤務にしていたので本当に忙しいお昼のピーク時は体験しなかったのだけど、以前なら「え、こんな人数で」と泣きそうになるぐらいの少ない人数でやっても、全然余裕があったから。

店内飲食よりも持ち帰りが若干多いが、わたしが思っていたよりは店内を利用される人も多いなあという印象。

 

お客さんたちの様子

コロナウイルスがまだ影も形も無かった頃は、ファストフード店にはお楽しみとしての来店のお客さんが圧倒的に多かった。ちょっとスナックをつまみながらお友達とおしゃべりしたい人とか、子連れママ友グループがみんなで連れ立ってランチとか。

今は、そういう人たちはほぼ皆無になった。

仕事の合間にサッと食事を済ませる人、次の現場へ行くまでの時間つぶしのためにコーヒーだけ飲んでく人、あとは、家族や職場の仲間の昼食を代表で調達しに来る人などがほとんどで、おひとりさまが圧倒的に多い。

グループだとしても、大抵は家族で、夫婦や親子の小単位だ。

レジャーとしてのファストフード利用は影をひそめ、とにかく「食べる」という用を満たすための手段としてのご利用が中心になった。

つまり、不要不急のお客さんがいなくなったってことだね。

不要不急のお客さんが減って、確かに客足は以前よりも減ったけれど、絶対にゼロにはならない。場合によっては少し列もできるぐらい。

 

そういう意味で、ファストフード店というのは「要」で「急」な大事なお仕事なんだなということは感じた。

もし緊急事態宣言が出ても完全閉店にはならないのだろうな。

店内飲食はダメになるかもしんないけど、テイクアウトは生き残ると思う。

 

今日感じたことは、このようなものです。

今日の様子と、前回働いたときに書いた内容を比べると結構味わい深い。

 

www.atemonaku.com

 

わたしの感じ方・書き方がそうなんだけど、3月5日のほうがよほど緊迫感があることがわかる。

実際には、日々状況は悪くなっており、今は3月5日時点よりもずっと深刻なはずなのに。

なんかね、わたしも含め、この1ヶ月でみんなずいぶん非常事態に慣れたっぽい。

とまあ、暗いなりに落ち着いてる感がすごいなと感じた今日の勤務でした。