昨日あたりはてブで上がっていた記事について。思ったことがあるので今日はそのことについて書こうと思う。
ヤフーの方はすぐ消えちゃうから、元記事へのリンクも貼っておこう。
1. 自分を憐れむことで、時間を無駄にしない
2. 自分の力を手放さない
3. 変化をいとわない
4. 自分がコントロールできないことにこだわらない
5. あらゆる人を満足させようと考えない
6. 想定内のリスクを恐れない
7. 過去について、くよくよ考えない
8. 同じミスを何度も繰り返さない
9. 他人に成功に腹を立てない
10. 一度の失敗であきらめない
11. ひとりの時間を怖がらない
12. この世界は自分に何かを与える義務がある、とは考えない
13. すぐに結果を求めない
[原文:13 things mentally strong people don't do]
「メンタルが強い人がやらない13のこと」というタイトルを見ると、「メンタルが強い人ならやらないで済んでること」が書いてあるのかなという風に最初読んだのだけど、そうではなくて、「このことを守ればメンタルを強く保つことができる」という内容であることがわかった。
それならば、主語を「メンタルが強い人」とするよりは、「メンタルが弱い人が自分の心を守るために気を付けるべき事」という風に表現した方がいいのではないかと思った。
というのも、わたし自身自他共に認める「メンタルよわ子」だが、最近、同じようなポイントを守ることでずいぶん心安らかに暮らせるようになったと実感しているからだ。
わたしが自分の心を守るために心がけるべき事を決めるにあたって参考にしたのは、上の記事の中で紹介されている本ではなくて、「7つの習慣」と「嫌われる勇気」という2冊の本だ。
だけど、結局のところ、大げさに言うならばこれって「人類の真理」な気がするんだよね。
たくさん出ている啓発本、表現はちょっとずつ違えど、結局行き着くところはここなんだよなあと思う。
言っちゃナンだけど、元々メンタルが強い人なら、こんな13個の掟などチマチマ守らなくとも、いろんな人や出来事にテキトーにガンガンぶつかりながら無傷で前進していくものなんじゃないだろか。
たとえば「12. この世界は自分に何かを与える義務がある、とは考えない」の項。
ちょっと読めばわかるところにしっかり注意書きがあったのに読みもしないで、あとから間違いを指摘されたら「わかりづらい」「ちゃんと教えてくれない方が悪い」「不親切!」とゴネだして特別対応を求める人ってよくいるんだけどさ。
そんな人は、きっと「この世界は自分に何かを与える義務がある」って考えてるんだろうなーって思う。
そういう人が恥じらいも無く正面からクレーム付けて特別対応を勝ち取っている姿を見ると、「おぉう……、メンタル強えな(皮肉)」って思っちゃう。
一方、メンタルよわ子はそんな風に正面からガンガン行けない。
だから、もしそんなよわ子が「この世界は自分に何かを与える義務がある」という考えを持っていたなら、
「この世界は自分に何かを与える義務があるにもかかわらず、この人は何もしてくれなかった、悲しい」
っていう思考になって、自分で勝手に傷ついて死にたくなると思うんだよね。
そうならないために、「12. この世界は自分に何かを与える義務がある、とは考えない」という思考が必要なのだ。
このおまじないを唱えておけば、もし世界から何も与えてもらえなくても、傷ついたり死にたくなったりしない。
これは、メンタルよわ子にこそ必要なおまじないなのだ。
わたしも13個全部できてます!とは言えないけれど、13個すべて心がけています、とは言えるかな。
ああ、ちょっと「2. 自分の力を手放さない」だけは意味わかんないけどね。
「力」って何?「手放さない」ってどういうことだろう。
わたしに「力」はあるのだろか。あったとして、そもそも手放せるような種類のものなんだろうか。ま、わかんないのはわかんないでいっかw
そして、もう一つ、わたしがオリジナルで付け加えることができるなら、
14.取り越し苦労をしない
というのがいいんじゃないかと思う。
え、「6. 想定内のリスクを恐れない」と似てるって?いやいや。
「想定内」でも「リスク」ですらもないような奇想天外な心配事が心に浮かんだり、まだ実際には起こってない面倒ごとをあれこれ想像しては「どうしよう」って頭を悩ませることってありませんか。わたしはあります。
困った事態は、起きてしまってから心配すれば良いのであって、起きる前から悩むのはとっても無駄だしそれだけで心が消耗してしまう。
元々弱いメンタルなら、本当に困った事態が起きたときのために大事に取っておかないとね。
そんなことを考えました。「メンタルが弱い人」に向けて届くと良いなと思います。