あてもなく

誰かへの手紙

お会計に時間がかかる人



わたしが働くファストフード店は、とにかく商品が提供されるのが早いことがウリなので、受注から調理、取りそろえに至るまでとにかくタイムアタックのように短時間で済ませることが求められている。

働いていると、常に何かに追い立てられるように走り回っている気がする。

 

お客様はそんなもん知ったこっちゃないだろうから、後ろに何人並んでいようが、メニューを見ながら「どうしようかなあ」と迷ったりスマホで割引クーポンをのんびり探したり、好きなようにご注文されたいのは当然だとは思うが、レジが1台しか開けられない場合にのーんびりご注文に時間をかけるお客様に当たると、こう……言っちゃナンだがとってもイライラしてしまう。

今日はなんだか注文から会計まで時間が掛かるお客様が多かった。

なぜ、並んでいる間にどのクーポンを使うか探しておかないのか、お子さんにどのジュースが飲みたいか聞いておかないのか、こちらの立場から言うととっても理解できない気持ちになる。

まあ、それはこっちの都合なので。お客様は絶対に悪くないんだよね。

 

さてさて、レジで何十人何百人というお客をさばいていると、たまーーに、びっくりするぐらいお金を財布から出すのが遅いひとがいる。

お年寄りやその他の障碍で手が思うように動かない方は別として、男女問わず、年齢層も身なりや職業なども問わず、ただ、お金を出すというだけのことにめちゃくちゃ時間がかかる人というのがいるのだ。

 

よく、体育の授業などを指して「ちゃんと教えてくれないで、『さあやれ』って言われてもできないよね」って話があるけど、そう、お財布からお金を出すっていう作業ももしかしたら同じかもしれない。

きちんとやり方を教えてもらうようなものではないし、上手なお手本をしっかり見て覚える機会もない分、下手なことが周囲に露呈する機会も少ないので、自分はお会計に時間がかかるタイプだとも気がつかず、日々を過ごしてしまっている人が大半なのかもしれない。

 

というわけで、お金を出すのが下手かもしれない人に、もしかしたら明日からお金を出すのが早くなれるかもしれないコツをお教えしたい。

 

1.グーの中に小銭を握りながら別の小銭を探そうとしてはいけない

 

小銭を出すとき、手の腹と中指薬指小指の3本でめぼしい小銭を握りながら、あいてる親指と人差し指で小銭ポケットの中を探る人いるんだけど、そうすると握ってる3本の指が邪魔になって中が見づらいし、親指と人差し指の動きもすごく悪くなってとても効率が悪いのだ。遅い人の大半がこれやってる。

場合によっては、握ってたはずの小銭がこぼれてポケットに戻ってしまって作業が振り出しに戻ってしまうことも。

支払いに使おうと思った小銭は手の中に握っているより、すぐにレジ備え付けの現金トレーに出しておくのがラクですよ。

 

2.お財布の中身はシンプルにしよう

お金以外のものは極力お財布に入れない方がいいと思う。

特に、レシートや紙クーポンの類でパンパンだと、目当てのお札をつまみ出すのにとても時間がかかる。

小銭もあまり山盛りにならないように少量に抑える。

現金とクレジットカード以外のものは、大抵はお財布に入れてなくても困らないものばかりのはず。

特にレシートは邪魔。

もう何ヶ月も前から溜めに溜めてるっぽい変色したレシートとか入れてる人は、多分経費の精算や家計簿をつけるために必要で捨てられないのかもしれないけど、できれば家か事務所に置き場所を作ってそこに溜めるなどした方が良いと思う。

 

3.レジ備え付けの現金トレーをもっと活用しよう

1.でも触れたが、レジ備え付けの現金トレーはもっと好きに使えばいいと思う。

もし小銭ポケットが満タンで中が見づらいなら、中身を現金トレーに一旦ぶちまけてくれてかまわないです。

実際、じゃらっと小銭を出して、

「お姉さん、もうこの中から要る分だけ取ってよ」

っておっしゃる恐ろしく横着なお客様も時々いる。

そこまで横着なのってどうなん、わたしが間違えたらどうするん、などといつも気にはなるんだけど、その方が早そうなときはトレーに手を突っ込んで必要な小銭を頂くこともあります。

 

以上レジ係の立場から考える、お金をサッサと払う方法でした。

そして、やっぱりキャッシュレス払いは受け取る人も払う人もお互いラクだなあ、と思います。最近ジワジワと増えてきていて楽になってきた気がする。