毎日、ほとんど同じことの繰り返しで続いていくのが日常生活ですが、その中でなんかうまくいかないとか具合が悪いとかそういうことがあれば、その変わらない習慣の中に何か原因があるのかもしれない、と思います。
というわけで、気がついて変えてみたこととその結果について書いてみます。
テレビを早めに消す
先日こちらのブログでも触れましたが。
朝のテレビはその日に一番ホットな情報を、何度も何度も繰り返し伝えてきます。
「それがしんどいと思うなら、自分でテレビを消せば良い」と書きました。
書いたからには実行しようと思いました。家族が出払った瞬間テレビを消すようにしてみたら、ずいぶん穏やかな気持ちで過ごせるようになりました。
テレビを消してしまうと、もう耳だけでは時間の流れがわからなくて、家事の時間配分が狂ってしまうかもなどと微妙に弊害を心配していたのですが、そもそもそこまで集中して時間を掛けてしまうような家事はないので自分のペースで進めれば問題ないということがわかりました。
今は働いていなくて社会とのつながりが希薄になりがちなので、完全にテレビなしの生活はまずいのかなあと思っていますが、考えてみれば、テレビを見ているだけではどっちみち社会とのつながりなんて補完できないんじゃないかという気もします。
洗濯のときマスクをする
アレルギー体質です。
朝はくしゃみをしていることが多いのですが、くしゃみが止まらなくなるのはどういう時か自分なりに観察してみると、前の日の汚れ物をカゴから洗濯機に移す時が一番ひどいことがわかりました。その後の経過は日によるのですが、場合によっては丸1日ひどい鼻炎に悩まされることになる場合もあります。
朝の洗濯の際に、すごい「あかんやつ」が鼻の粘膜につくかどうかが運命の分かれ道、という感じです。
ていうか、運命も何も、洗濯の時にちゃんとマスクつけてれば良くない?
と思い立ち、どんなに面倒でも急いでても、マスクなしに洗濯カゴに近づかないように徹底してみました。
そしたら大変調子が良いです。簡単なことなのにね。
ちなみに、洗い終わった洗濯物を広げて干すときや、乾いた洗濯物を取り込んでたたむ時にはマスクをしていなくてもくしゃみは出ません。洗濯前のカゴの中身限定でアレルギー症状が出るのです。
もしかしてヒトアレルギーなのか?と疑ってみましたが、そういうのは調べても出てきません。おそらく、ヒトの汚れ物(皮脂や垢など)を好んで集まるダニの類や中途半端な濡れものの中で繁殖するカビや細菌の類に反応しているのかな?と思います。
洗濯するとアレルギー症状が出なくなる、ということは、うちの洗濯物は、洗濯機で洗って干すだけでちゃんと綺麗になっているという証拠かなと思うとなんか安心できる気がしますよね。
昼食を少なくする
これが自分の中でかなりのヒットで、ひそかに興奮しています。
昼食を減らすと、体調が良い!
といっても、もともと昼においしいものをたらふく食べていたわけではないのですよ。
いつも冷凍ご飯と昨晩のおかずの残りとかで簡単に済ませていました。
ただ、わたしにとっては「白ご飯を普通のお茶碗にきっちり1杯」というのがそもそも過剰だったということがわかりました。
きっかけは、あるとき午前中の用事が押して昼食を食べ損ねた日のことです。
完全に昼抜きなのはさすがにどうかと思うけど、かといってもう空腹もピークを越えていてそれほどガッツリ食べたくもないよね、夕飯も近いし…という気持ちだったので、その日は小さなおにぎり1個だけ食べて夕飯まで繋ぐことにしました。
そしたら、普段の昼食後の胃の苦しさとか、眠くてやる気が起きない感じが全く襲ってこなくて、体が軽いまま夕飯時を迎えることができたのです。
わたしにとって午後は、長いこと喉の上の方まで食べ物が詰まっているような感覚があるのが当たり前で、さらに2~3時台はだるさや眠気との戦いでした。
これは、家にいるからというわけではなくてパートで働いていた頃から同じようなものでした。周りの人も「午後は眠いよね~」言っていたので、人間、そうなるのが普通のことだと思っていました。
最初はたまたまかな?と思っていましたが、検証するためにその次の日からも昼食を少なめにしてみました。そうすると、やっぱり「苦しくない」「眠くならない」クリアな午後が再現できました。
「しっかり食べておかないと後でお腹がすいて困ってしまうかも」という恐怖心から、食べる量ってなかなか減らせませんでした。わたしは低血糖の体質なので、お腹が好きすぎるとそれはそれで調子が悪くなるほうです。一方で、あまりおやつを食べたりするのも好きではないので「それなら食事をしっかりとっておかないと」という発想でやってきましたが、おそらく適量を超えた食事は体の負担になるということなんだと思います。そして、わたしにとっての適量はわたしが考えるよりはずっと少なかった、と。
昼食を減らすと確かに夕飯よりずっと前に空腹を感じます。
そんな時は「おやつを食べるのが好きではない」などとわがまま言わず、少しでも好きそうなお菓子とかを見つけて口に入れるようにしています。
それは、好み以前に低血糖対策、体のためです。
消化器の能力と、血糖値の維持と、食べ物の好き嫌い。それらは「食事」にまつわる問題ではあるけれど、みんな別々に管理しうる問題です。
ごっちゃにしないで、柔軟に考えて全体的な体調を維持するようにすることが大事なのかなあと最近は思っています。
まとめ
「わかっちゃいるけどやめられない」的なことを、ちゃんと気をつけてやめるようにする、ということは結構大変です。なんでかって、そりゃもうめんどくさいから。
「めんどくさい」という感情は、きちんと説得してやらないと優先順位の一位をなかなか明け渡してくれないものですね。
「めんどくさい」の正体は、好き嫌いや、怠け心や、変化を恐れる気持ち、でしょうか。変えることが我慢にならないように、納得して変化を受け入れられるようになるためには、やっぱり成功体験を積み重ねていくしかないのかも、と思いました。
というわけで、今回は3つのうまくいっている事例を書き留めて、しっかり覚えておくことにしました。