レンジってさ、なんであんなに表面に字がいっぱい書いてあるんだろうねって子供が言い出しまして。
普段、うちでは主に電子レンジの温め機能しかつかっておらず、オーブンなど使う時も、手動で温度や時間を設定することが多いので、こんなにたくさんいろいろ書いてあっても、その機能を使うことはあまりありません。
しかし、改めて言われて読んでみると、この文なんかちょっと面白いですよね。
オートメニューは全部で75メニューあります。この他のメニューは付属のメニュー一覧表を参照して調理してください。
ですって。
ひとつの文で何回「メニュー」って言うねん、って。
それにしても、「75もオートメニューがあるのか!」って感じですよね。
「メニュー一覧表」というのは、取扱説明書の中に掲載されており、中身はこちら。
なかなかのラインナップです。
といっても、11まではあたためと材料の下ごしらえ、62から後ろは「解凍」のメニューになるので、お料理のレシピとしては50種類です。
続きのページには全てのメニューに対して用意する材料や手順がしっかり掲載されています。
掲載されているレシピはすべて、この電子レンジ(オーブンレンジ)を使って加熱する設定で書かれています。フライパンや鍋は一切使わずにこんなにたくさんの種類の料理ができるんですね。
例外的に16番の「マカロニグラタン」はよく使ってました。
「クイックアップ」っていう箱入りのやつを焼く時に使ってるんですけど、なかなか上手に焼けます。
というわけで、新たな定番メニューを開発するべくページをめくってみましたが、今のところ定番化しそうなのは47番の春巻きぐらいかな。
本来春巻きというのは、具材をフライパンで炒めて、皮で巻いて、油で揚げるものですが、こちらに掲載されているレシピでは、肉や野菜を切って調味料と混ぜたものをレンジで加熱して中身を作り、皮で巻いて、油で揚げる代わりにオーブンで焼く……という感じで全てこのオーブンレンジのみを使って仕上げられるよう工夫されています。
具材ぐらいフライパンで炒めてもいいじゃないか、と思ってもみたのですが、一度レンジで作ってみるとそれはそれで便利だと気がつきました。
また、皮で包んだものを油で揚げないで焼いちゃうっていうのはどうなんだろうって思いましたが、オーブンで焼いても何も言わなきゃ揚げたのと同じ感じです。
多分それでも油で揚げるよりカロリー的にも押さえられるんじゃないかしら?
油で揚げるのに比べて仕上がりに時間はかかりますが、オーブンで焼いている間はほったらかしにして他のことができるので、全体を通せば案外時短になっているかもしれません。
ノンフライのメニューはほかにもたくさんあります。
フライ(カツレツ)の類も作れますが、パン粉をフライパンで加熱し「煎りパン粉」にしておかなくてはならないのが面倒です。
オーブンで焼くだけではおいしそうなきつね色に仕上がらないので、あらかじめ焼いて色をつけておくのですね。
ちなみに、天ぷらはどうするかというと、市販のあげ玉(天かす)を使用するそうですよ。ずるーいw
ということはもしかして、「煎りパン粉」っていうのも市販品であったりして?!
って思って検索してみたのですが、見つかりませんでした。
どっかのメーカーが作ってくれないかな、煎りパン粉!