あてもなく

誰かへの手紙

バランスの良い、昼ごはん

家族全員が家にいる生活になって、一番大きく変わったのは、やはり、昼ごはんをきっちり決まった時間に用意しなければならなくなったことでした。

昼ごはんを含めた三食を、毎日毎食家族分用意する。

 

夫がテレワークを一旦終わりにして、子供も9月からは通学で授業を受けることになり、終わりが見えてきたから今だからやっと、ほぼ過去のこととして振り返ることができるのですが、これはなかなか大変なことでした。

 

ただ、大変は大変だったのだけど、一つだけ良かったと思うのは、わたし個人の昼ごはんの内容がとても向上したことです。

この生活が始まる前の世界でわたしがひとりで食べていた昼ごはんといえば、たまごかけご飯オンリーとか、カップラーメン(汁まで全部飲んじゃう)とか、バイト先で買ってきたハンバーガー1個といったように、粗末で栄養バランスの整っていないものばかりでした。

家族に食べさせる料理については、日頃から一応栄養についても考えながら工夫して作っているのですが、誰に食べさせるわけでもない自分ひとりの食事については全くやる気が出ず、栄養なんて二の次三の次。

お腹は空くので何も食べないわけにはいかないけれど、自分の食事には極限まで手を掛けたくない。そんな感じでした。

 

そういういいかげんな昼ごはんでお茶を濁していた頃に比べれば、今の昼ごはん事情はとても優秀です。

夕飯ほど手は掛けられないのでレトルトやインスタント、冷凍食品などを最大限活用してはいるけれど、それでも以前に比べればずいぶんまともな昼ごはんを毎日食べるようになりました。

そうしたら、なんだか最近体調が良いような気がしてます。

特に、午後の元気さが違うように感じます。

以前は午後にすごく眠くなる日が多かったのですが、最近はそれほど眠くならなくなりました。

あと、以前は午後から胃もたれして、夕方になってもお腹が苦しいと感じることがあったのですが、最近はそんなことも全くありません。

 

昼ごはんと眠気の関係について軽く調べてみたら、こんなのが出てきました。

 

www.lifehacker.jp

 

2017年の記事なのでちょっと古いのですが、こんなことが書いてあります。

 

ランチを食べて1, 2時間後に眠くなる方は、基本的に糖質を摂りすぎていることが原因です。なので、糖質を抜く、あるいは減らすといいでしょう。

 

食後の眠気には、血糖値の変動が関係しているといいます。

糖質を摂りすぎると食事の直後に一気に血糖値が上がり、その後1~2時間ほどで今度は血糖値が急激に下がります。

血糖値が大きく下がる時に、人は眠気やだるさを感じるとのこと。

もし食事の時に糖質の摂取を控えめにすれば、血糖値の上昇が緩やかになり、それに伴って1~2時間後の血糖値の下降も緩やかになり、眠気やだるさを感じにくくすることができる、ということです。

 

以前の昼ごはんは完全に、炭水化物でお腹を膨らませることが中心の食事でした。つまり、以前のわたしの昼ごはんは血糖値がドンと上がるタイプの食事だったわけで、だからその後ひどい眠気に襲われていたのでしょう。

家族に食べさせるためにちゃんと作る食事だって、麺類や丼物の登場頻度が大きくて、血糖値上がってそうだなとは思うのですが、それにしても、「たまご・ごはん・以上!」みたいなのに比べればずいぶんマシなんでしょうね。

 

秋からはまたひとりで昼ごはんを食べる機会が戻ってきますが、せっかく調子よく過ごせるようになってきたので、やはり今後はひとりの昼ごはんにもそれなりに気を遣った方が良いなあと思った次第です。

なかなかめんどくさいですけどね。