今日は午後ヒマだったので、ヨガの動画をいつもの倍の2本分(30分程度)やってみたら、2本目の途中で気分が悪くなりました。(弱)
そういうときに、サクッと切り上げられずに無理して最後までやってしまうところが自分の悪いところなのですが、終わってからもしばらく気持ち悪くてしばらく横になっていました。
症状としては、車酔いみたいなムカムカ感と頭痛。
それでね、ネットで「ヨガ」「気分が悪くなる」で検索してみたのですが、あんまり情報がないですね。
某知恵袋が上の方に出てくる疑問ってのは、大抵「ほとんど誰も考えたことがない」「解決策もハッキリしてない」疑問であることが多いです。
あと「好転反応」とかいう胡散臭すぎるワードを使って説明しているサイトもそっ閉じです。
ネットがアテにならないので、ちょっと自分なりに考えてみることにしました。
自分の健康状態の話なのでここから先はあくまで「個人の感想」です。あまり参考にしすぎないようにしてください(笑)
さて、運動をした後に「車酔いみたいなムカムカ感と頭痛」を感じることは、わたしにとっては初めてではありません。ヨガとかストレッチとかでこんな感じになること、自分には今までにもよくあることでした。
ちなみに、体育の授業で普通に走ったり球技をしたり、あるいはウォーキングなら何時間歩いてもこういう症状になることはなかったので、運動全般というよりもヨガやストレッチのような「ポーズ」をとる運動であることに具合が悪くなる原因がひそんでいるんだろうなと思います。
症状が車酔いに似ているので、とりあえず車酔いについて調べてみます。
車酔いの情報は「ヨガで気分が悪くなる」とは比べものにならないぐらいたくさん出てくるし、情報の提供元も製薬会社などちょっと信用できそうなところが多いですね。
乗り物酔いには耳、目、脳などが関係しています。
一般的には、耳と目のそれぞれから脳に送られる情報のズレにより混乱が生じることで、自律神経がうまく機能しなくなり、乗り物酔いを引き起こすと言われています。
乗り物による不規則な加速・減速、発車や停車の繰り返し、右・左折や曲がりくねった道などによる前後左右上下への揺れなどが過度に生じると、脳への情報量が過剰になったり、耳がとらえた情報と実際に目から入る情報とにズレが生じたりすることになります。
すると、脳が情報を処理しきれなくなり、心臓や血管などの循環器や胃や腸などの消化器をコントロールしている自律神経の働きが乱れることで、冷や汗や胃の不快感を始め、さまざまな乗り物酔いの症状を招きます。
自律神経の乱れは嘔吐中枢を刺激し、吐き気や嘔吐といった症状ももたらします。
ざっくり要約すると、「車酔いは、目と耳から入ってくる情報のズレによって脳がバグって起きるんだよ」って話ですね。
ヨガでは、色んなポーズを取りますが、その中では身体を前に倒して額を地面に付けたり、あるいは横向きになって右や左のこめかみを地面に付けたりすることが多くあります。
また、そのとき足や腕はストレッチをしたい部位によって普段とは違う不自然な向きに曲げたり伸ばされたりしています。
その中で、耳が捉えた平衡感覚と、目で見た景色、それから手足の位置で感じる自分なりの「まっすぐ」の感覚、それらがズレてしまって「脳が情報を処理しきれなくなり」自律神経の乱れを起こし、結果として気分が悪くなっているのではないでしょうか。
この仮説が正しければ、ある程度クルマに乗り慣れると車酔いになりにくくなるように、ヨガも慣れれば気分が悪くなることはなくなるのかもしれないなと思います。
おそらく、ヒマだからって調子に乗っていきなり30分とか頑張ってしまったのも良くなかったのでしょう。車酔いだって、長距離はしんどいけど10分の距離なら大丈夫ってこと、ありますしね。
ちなみに、大人になって自分で運転するようになったりして自然と治りましたが、わたしは以前は乗り物酔いしやすい子供でした。自動車やバスはもちろん、普通の電車や特急列車などでも長時間乗ってるとよく気持ち悪くなっては旅の楽しい気分をぶち壊しにしてきたものでした。しょんぼり。
おそらく、わたしはその「耳と目からの情報のズレ」にストレスを感じやすく、自律神経が乱れやすいタイプなんだと思います。(弱)
というわけで、慣れるまでは時間があってもヨガは1本までにしておこうと思いました。何事も、ほどほどが一番ですね。