こうして家に閉じ込められるようになってから、何回も子供と一緒にお菓子を作っています。
あまり作り慣れない人(=わたし)が思いつきでお菓子を作ると大抵失敗するというのがこれまでのパターンだったのですが、なんだか最近調子が良くて、毎回美味しく作れてしまいます。
おそらく最近は、よくわからない用語を画像検索したりすることができるようになったし、レシピが動画でアップされたりしているのを手軽に見ることができるので、学習の精度が上がっているのではないかと思います。
作業担当=子供、検索担当=わたしって感じの分業で。
たとえば。
八分立てってどのくらい~?
ってなったらすぐにスマホで検索して、画像などで目安を確かめることができるのは、かなり安心感が強い。
レシピ本だけが頼りだった30年前とは大違いです。
さて。では備忘録もかねて、最近作ったものをご紹介。
ベイクドチーズケーキ
栗原はるみが30年以上作り続けている定番のチーズケーキ。クリームチーズをたっぷり使った濃厚な味わいです。
あの栗原はるみさんが30年以上作り続けてるって、そりゃ美味しいでしょう!
ってことで作ったら、まー美味しいこと。
18センチの型用ということですが、ウチには15センチの型しかなく、むりやりそれで焼きましたが大丈夫、ちゃんと焼けました。
ごちそうさまでした。
ヨーグルトパウンドケーキ
動画付きのレシピで大変参考になりました。
特に、混ぜていったときの生地の状態。
途中、結構見た目がダマダマになってるんだけど、動画でもそのまま突き進んでいくのを見て「なんだ、これで大丈夫なんだ」と安心しました。
本当はバニラエッセンスを入れるレシピなんだけど家になくて、無しで作ったためちょっと風味が足りないケーキになりましたが、許容範囲です。
タルゴナコーヒー
子供が、友達がみんな作ってSNSにアップしているから自分も作りたい!と言い出したのが、このスイーツ。
韓国発の甘いドリンクだそう。
インスタントコーヒーに砂糖を入れて泡立てて作るとのことだけど、我が家にはインスタントコーヒーがない。というのも、我が家にはエスプレッソマシーンがあるのでインスタントコーヒーを買う必要がないのですよ。
調べてみると、インスタントコーヒーは少量のお湯で溶かして濃く作るようなので、エスプレッソのショットで代用できそう。(というかむしろそっちの方が本格的)
エスプレッソを使って作るレシピを探し求めてこちらにたどり着きました。
ハンドミキサーを使って泡立てたけど、ふわふわの泡になるまですごい時間かかるし、なかなか大変でした。
だけどこの「すごい時間かかる」っていうのがポイントなんだと思う。
というのも、このスイーツって要は、学校が長いこと休みになって外にも行けなくなった女子高生の間で「暇つぶし」として流行ったものだから。
カンタンに出来ちゃうと意味ないんだよね。
時間が潰れて、見た目がかわいい。大事なことです。
味はねえ……マズくはないですよ。なんつーか、想像通りの味。でもめちゃくちゃ甘かった。
リピートはないかなって感じ(笑)
ガトーショコラ
まだ子供が幼稚園児だった頃かな、わたし、近所の人に誘われてちょっとだけお菓子教室に通った事がありました。
そのとき習ったガトーショコラのレシピがとても気に入っていて、教室に行かなくなった後も重宝して(ごくたまにだけど)焼いていました。
まあ、そのケーキのレシピは先生の秘伝で禁コピーなのでこちらでご紹介することはできませんが、この作り方がかなり近いかな。
っていうか、お教室のレシピはきちんと製菓用のクーベルチュールを使用することになっているのだけど、今回近所の地味なスーパーでは普通の板チョコ(ロッテのガーナ)しか手に入らなかったので、お教室のレシピとともにこちらも参考にして作りました。
製菓用のチョコで作った時よりもかなりしっとりもっちりとした仕上がりになりましたが、コレはコレでイケるという感じ。ちょっと甘かったから、もう少しお砂糖減らしてもよかったかも。
ティラミス
ついに最高傑作キタ!!という感じで美味しかったのがこちらのティラミス。
本当はマスカルポーネチーズで作るものなんでしょうが、例によって地味スーパーで手に入るのはクリームチーズのみ。さらに、節約のため生クリームではなく植物油脂のホイップクリームを使用。
こうなりゃもう完全に「なんちゃって」ですが、そうは思えないほどのお味に。
「これ、店で売ってるヤツやん!」
と大絶賛。
功労者は、ラム酒かな。
何年前に、何のために買ったのかも思い出せないのですが、ラム酒が家にありました。そいつをエイヤ!とぶち込んでみたら、なんとも香り高く素敵なお味に……。
大体週1回ぐらい、こんな感じでお菓子作ってます。
少しずつ楽しみを見つけながら自粛の日々を。