あてもなく

誰かへの手紙

春休みは、予定通りに終わるのだろうか?

待ってたニュース。

www.nikkei.com

 

 政府は20日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、小中高校などでの全国一斉の臨時休校の要請を延長しない方針を確認した。地域ごとに感染状況に応じ再開の可否を判断する指針を週明けにも示す。

 

全国一斉の臨時休校の要請は延長しない、と。

とりあえず一歩進んだ感はある。しかし、まだ喜べない。

地域ごとに状況を見ながら再開の可否を決めるための基準のようなものを週明けにも発表する、ということなので、さらに自宅と学校の所在地を含む地域の状況について確認する必要がある。

 

感染が確認されていない地域では、学校の活動や屋外でのスポーツ観戦、文化・芸術施設の利用などについて「感染拡大のリスクの低い活動から実施してほしい」と求めた。こうした地域が学校の再開やイベント開催がしやすくなる見通しだ。19日時点で感染が確認されていないのは青森、岩手、山形、富山、岡山、鳥取、島根、鹿児島の8県ある。

「収束傾向か一定程度に収まっている地域」は、集団感染が起きやすい状況を徹底的に避けたうえで徐々にリスクの低い活動の再開を検討する。潜伏期間と想定される2週間を超えて新規感染者が出ていない宮城、徳島、沖縄などが該当する可能性がある。

 

あくまで引用元の日経新聞の書き方であるけれど、どうもこの感じだと、首都圏では再開される時期がもう少し先延ばしされてしまいそうな感じがする。

 

というのも、さらに別の記事。

 

www.nikkei.com

 

こちらのデータによると、現時点(3月20日22時現在)の首都圏(1都3県)では、新規感染者が前日比で20名以上増加しているとのこと。

少なくとも、ウチら辺は「収束傾向か一定程度に収まっている地域」とはさすがに言えなさそうだなと思う。

そもそも人数が多い地域なので、一斉に動き出すと何が起こるかわからないという怖さもある。

 

本当は、1日も早く生活が正常化してほしいし子供の勉強のことを考えるとあまりに遅れることとは心配だけれど、ここまでみんなでガマンしたからこそ、今の日本は欧州ほどの状況に陥らずに済んでいる側面もあると思うので、やっぱり今後も慎重にやるべきだろう。

 

とりあえずは、3月23日(月)に政府から示される「指針」を待ちましょうかね。