あてもなく

誰かへの手紙

冬の衣類 あったかすぎるのも困るのだ

去年の冬に、しまむらの「裏地あったかパンツ」というのを買ってみた。

裏は起毛になっていて、すべすべした触感で気持ちが良い。

見た目は普通のパンツなのに、布の目が細かいのか風を通さず、外に出ても確かに全然寒くない。

ストレッチが効いていてまずまず動きやすいし、いいものが手に入ったと喜んでいたのだけれど。

 

これが、ちょっとあったかすぎる。

 

例えば、朝早くから、寒風の中自転車こいで出かけなければならない時なんかにはちょうど良いかもしれないが、たどり着いて自転車を降りたら今度は暖房の効いたオフィスで1日働かなければいけない、という場合だと、働いている間は暑くて汗をかいてしまうかもしれない。

わたしは自転車などで出かけたりもしないのに、普段着として、外に出るときだけでなく家の中で家事をしたりするときにも普通に穿いていて、結局家の中では暑さに耐えられず着替える羽目になってしまった。

 

風を通さない素材なので、汗をかくと中がすごく蒸れる。

ストレッチは効いているが生地が厚くて固いのでちょっと苦しくなってくる。

そして、これちょっと困るんだけど、強いストレッチに引っ張られて中で(下着のほうの)パンツがズレて脱げてきてしまうのだ(笑)

 

この現象は、タイツでもデニール数の大きい(120とか)やつを穿いたときにも起きるもので、腰で引っかかってる力より、タイツ側の縮もうとする力の方が強すぎて下がってきちゃうんだよね。

(下着の)パンツのゴムがゆるめになってきてるやつだと結構危ない。困ります。

なので、わたしはあんまりデニール数の大きいタイツは好きじゃない。

真冬でも最高で60デニールまでしか穿かないようにしている。

 

……と、話がズレたけど。

 

今年の冬は暖かいせいか、去年まで愛用していたダウンのコートでは暑くて汗をかいてしまうことが多い。

家から出て駅に向かう時、しばらくは「ダウンを着ていて良かった」と思っても、駅に着く頃には身体があったまって、もう「なんかちょっと暑い」と思い始めている。

電車に乗るとしっかり暖房が効いていて、そのままでは汗をかく。かといって、ダウンのコートは嵩張るので脱いで手に持つのは邪魔で仕方がない。だから、汗をかいたまま我慢して電車に乗ってる。

目的地に着いて外に出たら、車内でかいてた汗がサーッと冷えてちょっと寒くなる。

そんな悪循環。

これは、家から出てしばらくは寒いことを覚悟して、もう少し薄手のコートを着るべきなのかもしれないな。

と思いつつ、やっぱり暖かい家から外に出る時には、億劫さを乗り越えるためについダウンに頼りたくなってしまうんだよねえ。

 

今は、ヒートテックに代表されるような暖かい肌着がたくさん売られていて、その中でも「極暖」などのようにさらに暖かさを追究した商品も出ている。しまむらの「裏地あったか」シリーズも同じようなものだ。

どうせなら、と、「大は小を兼ねる」みたいな感じで、より暖かい商品を求めてしまう気持ちもあるのだけれど、暖かさに関して言えば、大は小を兼ねないと思う。

「暖かい」は過ぎると「暑い」になってしまって却って快適さを損なってしまう。

ほどよい加減というのはつくづく難しいけれど、商品はよく考えて選ばなければならないと思います。

 

ところで、今日GUであたらしいパジャマを買ってきちゃったんですよ。

 

www.gu-japan.com

 

元々使ってたパジャマがずいぶん傷んできたので、そろそろ換えようかなと思って。

古いやつは、ユニクロのマイクロフリースの上下でもう7~8年は着てるんじゃないかというやつ。それと比べると、今日買ったやつはめちゃくちゃ分厚くてモコモコ!

手触りは気持ちいいし、すごくあったかそうなんだけど。

この流れでいくと、寝てる時に暑くなっちゃうんじゃない?

なんかちょっと心配になってきた。

お布団とか部屋の暖房とかで上手に調節しなくちゃね。

 

冬の快適っていうのも、なかなか難しいものですね。