定食系のお店中心に「ごはんおかわり自由」っていうサービスをやっているところが結構あるよね。
とんかつのお店だと、ごはんに加えてキャベツもおかわり自由だったりね。
本来わたしは少食な方なのであまりおかわりはしないのだけど、ご飯が進む系のおかずにさらに美味しそうなご飯の友が添えられていたりすると、誘惑に負けておかわりしてしまうこともある。
最近、2週連続で週末に立て続けにそういうお店を利用する機会があったので思ったことを今日は書きます。
1軒目のお店にて。ごはんのおかわりを頼むと店員さんが来てお茶碗を回収くれて、厨房に入っていく。お茶碗は回収するけど、次におかわりのご飯を持ってきてくれるときにはお茶碗も新しいものに交換されてきれいなご飯が出てくる。
今まで利用したお店でも大体そういう感じだったと記憶しているので、これが当たり前だと思ってたんだけどね。
次の週に利用した別のお店では、返したお茶碗にそのままご飯を入れてくれる店だったのでちょっとびっくりしたのですよ。
そこの店は、厨房ではなくフロアに大きい炊飯器が置いてあって、客からもご飯をよそう様子が見えるようになっている。
おかわりを頼んだのがわたし一人だったらまあいいかなと思うんだけどさ。
店員さんを呼んだら、他のテーブルで1個お茶碗を預かった後にそのまま流れでやってきて、わたしと夫のお茶碗を持っていった。つまり、店員さんは他人のお茶碗と我々夫婦のお茶碗の合計3個を一緒にして回収していったということ。
そこへそのままご飯をよそっているのが見えたもんだから、ちょっと不安になったんですよ。
お茶碗はみんな同じデザインのものだし。
店員さんの動きは慎重で、ちゃんとわからなくならないように、コレは誰の、これは誰の、って考えながらお茶碗を台に並べている様子が見て取れた。
お茶碗を渡す時点でちょっと嫌な予感がしたので、自分の返したお茶碗の汚れぐあいの特徴などを映像で記憶しておくことにした。その映像と戻ってきたお茶碗の様子を脳内で照合して、戻ってきたお茶碗はわたしのお茶碗だと確信が持てたので、おかわりしたご飯はそのまま食べたんだけど。
自分がもしここの店員だったら、どんなに気を付けてても絶対にうっかりお茶碗を取り違えたりしないみたいな自信は持てないな、と思う。
実際、知らないうちにそういう事件は起きていて、雑~な感じで過去に流されているのではないだろうか。そんな気がしてしまう。
戻ってきたお茶碗には、びっくりするぐらい大量にご飯が入っていた。
夫のお茶碗に入ってたご飯より明らかに多いのね。
ひょっとしたら、店員さんも「やべ、入れすぎた」って思ったかもしれないんだけど、使用済みのお茶碗によそっちゃってるから、多い分だけ炊飯器に戻すってわけにもいかなかったんだろうな、と。
そういう意味でも、面倒かもしれないけどやっぱりおかわりの際にはお茶碗ごと新しいのに取り替えるという運用にするべきなんじゃないかなーと思ったのでした。
そういえばね。
わたしの働いてるファストフード店では「おかわり」のシステムはないんだけど、飲み終わったドリンクのカップを持って「ここにお水を入れてください」って言ってくるお客さんが結構いらっしゃるんだよね。
店には浄水器に直結された飲料水の蛇口があって、お客さんから申し出があればお水を無料で提供することになっているから、「お水ちょうだい」自体は問題ない。
だけど、使用済みのカップにお水を入れてあげるかどうか、それについては、マニュアルに記載がない。
そういうとき、わたしは自分の判断で、受け取ったカップはサクッと捨てて新しいカップに氷と水を入れて渡すようにしている。だって、他人が口を付けたカップを飲料水の蛇口に近づけるのってちょっと抵抗がある。
ただ、ご年配のお客様中心に「もったいないからそのカップに入れていいよ」などとわざわざ指示してこられたりする。カウンター内は丸見えなものだからそれを無視してカップを捨てることもできず、渋々使用済みカップにお水を入れてしまうこともある。
「規則なので」とか言えばいいんだろうけど、マニュアルがないからなんかそう強くも言えない。他の店員もそんな感じで対応してるし。
お客さん的には、自分のカップに水を入れてもらうだけだから何も思わないのかなあ。わたしは正直嫌だなあと思うけど。
客の立場では、ごはんのおかわりは新しいお茶碗で出して欲しいし、店員の立場では、飲み終わったカップ自体カウンター内に入れたくない。
なんて潔癖なこと言ってるけど、一方で、あんまり大きな声では言えないが飲食店の中にいると衛生的な意味でもっと「えー」って思うことはいっぱいある。かも。
とはいえ、基本的にはマニュアルに沿ってきちんとやってるから「ああ、そんな感じで大丈夫なんだ」ってことで逆に安心したりもしてね。
そういうのって、根拠があってどうこうというよりは、「なんかやだ」とかそういうとっても感覚的なものなんだよねえ。わかってるんだけど、できればその感覚を試されるような目にはあまり遭いたくないなあって思ったのでした。