あてもなく

誰かへの手紙

トロとパズル ノスタルジーと現実のはざま



スマホゲームの話題が続くので、スマホゲームっていうカテゴリを作りました。

 

10月1日に配信された新しいスマホゲーム、「トロとパズル」

ある世代の方には懐かしい、PlayStationソフト「どこでもいっしょ」のキャラクター、トロ(と、その他の仲間たち)と会話しながらパズルを解き、ごほうびとして得られるポイントを使ってストーリーを読み進めるのが目的のゲーム。

「どこでもいっしょ」と同じように、トロに言葉を教えることができる。

教えた言葉を使ってトロがトンチンカンなことを言ったり、時にはなんかスルドイことを言ったりするのも同じ。

 

初代「どこでもいっしょ」では、最後にトロが荷物をまとめて家を出ていってしまう。

詳細は全然覚えてないけど、そういえばなんか結構切ないお別れをしたような気がするんだよね。

今回、「トロとパズル」の冒頭で

「元気だったかニャ、会いたかったニャ!」

と再会を喜んでくれたトロに、なんだか心がギュッとなった。

 

トロがしきりと「会いたかったニャ」「大好きニャ」と言ってくれる設定のわたしというのは、20年前の、まだ結婚したばかりで子供もいなかったころのわたしのことで、まあそんなのはシステム上勝手に言われてることなんだけど、

「わたしね、もうあの頃とは違うのよ。ごめんね」

なんて、謝りたいような気持ちになってしまった。

 

トロってさ、ネコのキャラクターにしては(?)ちょっとウェットな性格だよね。

昔はそこまで思わなかったけど、子育てを経て思うのは、トロってだいぶ鬱陶しい(笑)

だからといって、なんやかんや言っては甘えてくるトロを「なでなで」するか「デコピン」するか選べって言われたら、「デコピン」はあまりにも不憫なので、「なでなで」してしまう。

そして、「やっぱりたびのひとは優しいのニャ、大好きニャ」とか言われると、「ああ、また甘やかしてしまった…別に優しくないのに…ああ、めんどくさい...」などと、モヤっとした気持ちになってしまったり。

まあ、遊んでるうちにだんだんトロの鬱陶しさにも慣れてきたので、そんなに言うほどのことでもないんですけどね。

 

さて、このゲーム「どこでもいっしょ」のトロのゲームだというからわざわざダウンロードして遊んでいるけれど、中身はスマホゲームにほんっとありがちなパズルゲームである。

フルーツを4つ揃えたら消えるよ、お題のフルーツを決められた数集めて面をクリアしていくよ、それに応じてストーリーを読み進めることができるよ、というやつだ。

パズル自体のシステムは「キャンディクラッシュ」などと大体同じで、面をクリアすることで進められるストーリーを重視している点では「ホームスケイプ」などと同じカテゴリーに入るのかなと思う。

正直、パズルなんかより、ストーリーを進めたいなあと思うのだけど、スマホゲームだとそういうわけにもいかないんでしょう。

ストーリーもパズルも無限に用意されていくのだろうから、今回は、トロから別れを切り出されることもないのかもしれない。

 

最初はパズルが簡単でサクサク進んだけど、始めて半月ほど経って、いよいよパズルが難しくなってきた。とくべつなアイテムを使わないとなかなか解けない。

今は無料でプレゼントされたアイテムを使ってるけど、それももう少しで底をつくと、いよいよ課金の世界がやってくる。

まあそりゃそうだよね。いつまでもタダで遊ばせるわけにもいかんでしょう。

とはいえ、わたしはもうこういうのには課金しないって決めてるので、きっとそのうちパズルが進められなくなってやめてしまうことになってしまうのだろう。

ストーリーが中途半端に止まったまま、自分で区切りをつけてトロとサヨナラしなきゃいけない。たぶん、わりとすぐに。

 

わたしはべつに、ゲームにお金を払いたくないわけではない。

もしきちんとストーリーと結末が用意されているトロの新作ゲームであれば、パッケージで購入してもいいと思う。

でも、今はゲームってそういう商売じゃないんだよね。

 

古くからのゲームファンとしては、ちょっと残念。でもまあ、仕方ないんだろうね。