あてもなく

誰かへの手紙



苦手な仕事をしてみるという経験と40代からの伸び代

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7月から始めた新しい仕事。自分にとって、かなり苦手な仕事であることがわかってきました。「まだ入ったばかりなんだから、これからだよー」と励ましてくれる先輩もいますが、やはりお荷物はお荷物なので、あからさまにシフトから外されたりしています。

 

今の仕事は、「人がどんどん出入りしながら続いている大縄飛びに、自分でタイミングを見ながら入る」みたいな勘所が求められる仕事です。わたしは、そこで自分が入るタイミングをうまく見つけることができないのです。無理にわたしが流れに入ると必ず連携が崩れてミスが出ます。それはもう面白いぐらいに。

ヒマな時間帯にはトレーニングと称して参加させてもらえることもありますが、忙しい時間帯になると「今は手を出さないで」(入られると迷惑)と言われて流れから外されます。

 

ひとつだけわたしにもまともにできるポジションがあるので、忙しいときはそこに立っていればいいのですが、そこにばかりいると次の仕事が覚えられません。

職場は習い事ではないので、従業員個人の成長よりも顧客へのサービスが優先されるのは当然のことですが、その結果、わたしはますます仕事に慣れることができず、ポンコツのまま、まもなくキャリア3ヶ月です。

 

以前までやってきた事務の仕事に関しては、たとえば2~3人で手分けして3日がかりでする予定の入力作業を、わたしなら1人でやって半日で済ませられる、みたいなことができていたので、以前の職場では「よくできる」ほうで通っていました。

だから、現状のポンコツぶりにはかなり悔しい思いが強いです。

 

でも、逆に考えれば、これまでの狭い経験で仕事ができる気になっていた自分にとっては「使えない」と言われる人の立場を身をもって体験するのも良い薬なのかもしれません。

 

もし普通に正規で就職して1つの仕事を続けていく人生だったら、世の中にこんなにタイプの違う職場があることや、身を置く環境によって人の能力が全然違って見えることに気がつくこともなかったかもしれません。

「自分が高く評価されるポジションを得る」というのは大切なことですね。それは「なんとなく」ではなく、自分でちゃんと意識して選んでいかないと得られないものなのです。

つまり、仕事は適当に選んではいけません、という当たり前の話なんですがw

バイトだから良かったようなものの、一生モンの仕事だったらどうするつもりだったのでしょうw

 

というわけで。

もし今の仕事で「自分はポンコツだ」と思い込んでしまっている人がいたとしたら、自己否定で病む前に、その仕事が合ってないんじゃないかと考えてみた方がいいと思います。環境ってそれぐらい大事だと思います。

わたしも、事務の仕事でそれなりに評価された経験があるから、なんとか現状のポンコツ扱いにも耐えられているのかもしれません。評価される経験って大事です。

 

それからもうひとつ。

もし、諦めずに続けていたら、ひょっとして苦手を克服する瞬間がやってくるかもしれません。今の職場で「できる人」になるのは無理でも、目立たない程度に人並みにできるようになれば、それは新しい能力の開発、つまり成長ということになります。

自分の中で得意分野はある程度頭打ちになってくる40代、もし成長を感じたいと思うのであれば、それは未開拓の部分=伸び代を見つけるほかありません。

伸び代伸び代といいますが、伸び代を伸ばすというのは苦痛を伴うものであることを知りました。伸び代が本当に伸ばせるかどうかはともかく、伸び代に手を付けることの難しさと苦しさを知っただけでも儲けものかもしれませんね。

 

そんなわけで、とりあえず今は「良い経験」と思えているので、このまましばらくこの難しい仕事を続けてみようかなと思っています。