あてもなく

誰かへの手紙



松本・上高地へ 一人旅の記録(2) 1日目-1

出発から松本到着まで

旅行の日がやってきました。それぞれ別の場所へ旅行に出かける子供と夫を次々と送り出し、自分もそそくさと家を出ます。

電車は「スーパーあずさ5号」8時33分に八王子を出発して、松本着が10時35分。

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八王子駅 スーパーあずさ

出発から山梨県に入る頃までは曇り時々晴れのお天気が、長野県に入ってから急に雲行きが怪しくなり、到着30分前あたりから土砂降りの雨の中になりました。

が、松本に到着すると空は明るくなり、うっすら青空がのぞくほどに回復しました。厚い雲があちらこちらに広がっているので、残念ながら遠く北アルプスの山並みを望むことはできませんでした。

松本駅に到着したらまず今夜宿泊する予定のホテルに向かい、すぐには使わない荷物を預けることにしました。

ホテルは駅前広場に直面している「エースイン松本」さんです。

www.ace-inn.net

松本駅にほど近く、明日上高地行きのバスが発車する「松本バスターミナル」とも通りを挟んで真向かいという好立地のビジネスホテルです。

あらかじめ預けやすいようにまとめてあった荷物をリュックから取り出して、フロントに荷物を預かって欲しい旨申し出ると快く預かってくれました。

さあ、身軽になって出発です。まずは松本城へ。

松本城~旧開智学校

松本駅前から松本城までは、のんびり歩いて15分ほどでしょうか。松本は平坦で歩きやすい街です。

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松本城

松本城公園の正面から入って、お堀端のベンチでしばし休憩。この日は平日なので観光客もまばらな感じでした。この時点ではなかなかお天気が良いです。

松本城天守に入るには有料(大人610円)ですが、入場すると急な階段の上り下りが続くとのことで今回はパスしました。

ぐるっとお城の裏手へ回って公園から出ると、次は旧開智学校へ向かいます。

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旧開智学校

明治9年に完成し昭和39年までの約90年にわたって使われた、国内で最も古い小学校校舎のひとつです。松本の大工棟梁が東京や横浜などの西洋建築を見に行き建築した建物で、和風と洋風が混ざり合った擬洋風建築の校舎です。

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この看板のところ、お寺や銭湯なんかにも見られる「唐破風(からはふ)」という日本独特の屋根がついています。龍と雲そして天使という組み合わせはかなり斬新ですよね。

塔のてっぺんの風見は、うまく写せませんでしたが方角が「東西南北」と漢字で表されています。

建物内部にも入れます。土足禁止で、玄関でスリッパに履き替えてから上がります。

内部はこんな感じ。

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開智学校の教育の歴史を中心とした資料の展示が行われていました。

じっくり見て回るとすぐに小一時間ほど経過してしまいました。

ランチとお茶 

旧開智学校を出る頃にはすっかりお腹がすいていたのでとりあえず市街地に戻ることにしました。漠然と、お蕎麦が食べたいなあと思っていたので近くの蕎麦屋さんを検索します。 

そばきり みよ田 松本店

ついつい散策に夢中になってお昼時を逃してしまいましたが、14時近くだというのにお店の前に行列ができていました。普段家族で行動するときに飲食店で並ぶなんてことはほぼあり得ないのですが、今日はどうせ気ままな一人旅。これだけ並んでるんなら美味しいに違いないという確信と、ほかに蕎麦屋を探して歩く元気もないということでそのまま並ぶことにしました。並んだ時間、およそ30分強で店内に入れました。

席は最大10人掛けできる大テーブルで相席のような感じでした。

先客は2人組が2組。それぞれ向かい合わせに座っている間の席に通されました。

お一人様行動苦手な人にはちょっとハードル高いかもしれませんが、まあその辺はもう開き直って気にせずに。

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ビール・板わさ・巴セイロをいただきました。巴セイロというのは、ミニおろし、ミニとろろ、ミニごま汁の3種のつけ汁でいただくざるそばです。

すみません、お腹が空きすぎて写真を撮る前にお蕎麦を一口食べてしまいました。

お蕎麦は細めでちょっと蕎麦の粒感を感じる麺でした。歯ごたえしっかり、3種のつけ汁もどれも美味しかったですが、ごまが一番好きでした。

板わさの「わさ」が地元のわさび漬けで、これまたとても美味しかったです。(次の日、帰りの特急の待ち時間に自分用のわさび漬けをお土産に買ったほどです)

 

さて、お蕎麦でお昼を済ませて街に出ると、雨が本降りになっていました。

ホテルのチェックインにはまだ早いので、もう少し、まだ歩いていない通りを散策。

ガイドブックで目星を付けていたカフェに行ってみることにします。

珈琲まるも

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土蔵造りの「まるも旅館」に併設された喫茶店です。

内部はこんな感じで大変クラシカルな空間です。多分ワーグナーと思われる重厚なクラシック曲が結構な音量で流されており、負けじと大きめの音量でおしゃべりしている女性グループがいましたが、不思議とある種の「静かさ」を感じる空間でした。

エアコンが強めに効いていて、そのためか各席にブランケットが備え付けてありました。こんな古めかしいお店ですが、禁煙だったのでゆっくりできました。

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わたしはティラミスとまるもブレンドコーヒーのセットを注文しました。

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お蕎麦はそれほど多くなかったので腹八分目という感じ。ティラミスとコーヒーでちょうどお腹いっぱいになりました。

コーヒーは酸味強めでなんとなく昔の「大人の味」という感じ。最近はエスプレッソ系のコーヒーばかり飲んでいたので逆に新鮮でした。

お茶を済ませて外に出ると、さらに雨は強まっていました。

この時点でとても歩き疲れていたし、チェックインの時間も過ぎていたのでとりあえずホテルに向かうことにしました。