2016年秋から2017年春にかけて日商簿記3級→2級をポンポンと取得し、気分を良くしたためそのまま1級の勉強を開始した。そんな経緯は何度かこちらにも書いたと思うのですが、その後の進捗が思わしくありません。
2017年2月試験で2級に合格したあと、1級の試験を受ける機会は単純に数えて既に3回ありました。2017年6月、2017年11月、2018年6月の3回です。
2018年6月あたりは、順調に勉強が進んでいたのであればちょうどよい頃合いの日程だったと思いますが、申込期限の5月初頭の時点であまりにも理解が進んでいないため見送り、今は2018年11月の試験を目指して勉強を続けている、という形です。
11月試験の申し込み概要はまだ発表されていませんが、おそらく9月中旬頃が決断の時になると思われます。
現時点では、その9月の期限までに「よし申し込もう」という気持ちになれている自信がありません。
「仕事を辞めれば勉強時間が取れる」わけではなかった
昨年11月末に前職をやめてから、今年7月にまた働き始めるまで半年以上の時間がありました。前職をやめることに決めた時には「これでもっと簿記の勉強ができるぞ」と思ったものでした。しかし、現実には却って勉強時間が減ってしまう結果となりました。
これはどういうことか。
まず、家事というのは時間があればあるだけ膨らむ性質があるということがひとつ。
あとは、外で働いている以外の短い時間の配分を考えるより、丸1日すべての時間を自分でコントロールする事の方がだいぶ難しいということもあったと思います。
1回30分の勉強時間では実質何もできない
そもそも、簿記の勉強はわざわざ時間を作ってやるというより、空き時間の有効活用で成り立っていました。
3級は1日30分の勉強時間があれば、ほとんどの単元で教科書を読んで練習問題を解くところまでできます。2級ではそれだと少し厳しい単元もありますが、キリの良いところで分けながら進めればなんとかなります。
1級は、教科書を読んで「ん~~~?」となったところですぐ30分ぐらい過ぎてしまいます。次の日に続きからと思っても、結局最初から読み直す羽目になり、細切れの時間に勉強する方式では大変効率が悪いです。
好きな教科書の1級版がなかった
3級・2級の教科書がとてもわかりやすくて好きでした。
1級で別の教科書を使ってみて初めて比較しましたが、やっぱり説明の仕方が違います。
むしろ3・2級の教科書の先生の方が「独特」だったのかもしれませんが…。
学習内容や難度がそもそも違うので正確な比較にはなりませんが、2級までの教科書と同じ先生の本で1級の勉強をしたかったなと思います。
ちなみに、書店で買える教科書はありませんが、同じ先生がやっている通信講座はあります。そちらの講座を受講すれば、その先生の教科書が手に入ります。
しかし、DVD80枚もついて受講料250,000円です。
明確な目的もなくただ「かっこいいから」だけで簿記1級を目指すわたしには、250,000円の出費は重すぎます。
結論
結論。というほど明確な考えはまとまっていませんが。
このままなんとなく「簿記1級学習中」の看板を掲げたまま生活していると、ただ「今日もダメだった…」という反省を積み重ねる日々になりそうな気がしてなりません。
どこかで何らかの区切りを付けなくてはならないのではないかと思います。
これまでの日々で、少なくとも「勉強をする」という習慣がついたのは良かったと思うので、勉強をやめてしまうことは本意ではありません。
ということで、今後は簿記1級ではなく、もっと早めに結果が出るような別の分野の勉強をやってみてはどうだろうか、ということを今は考えています。