6月に入ってから、ヨガの教室に通い始めました。
通うといっても、個人の先生が公民館の一室で開いている教室で「毎週やってますのでどうぞ」という感じのところだったので、前日までにメールで予約するか、当日でも空きがあれば飛び入り参加できるという感じの気軽なものでした。
その教室に、6月に入ってから3週連続で参加していました。
今週も本当は行くつもりだったのですが、日曜日に腰をいためてしまったため行けませんでした。腰をいためた原因が多分ヨガだと思われるので、もう当分行かないと思います。
毎週行って、いかにもやる気満々な生徒だったので、先生も「あら、あの人来ないなー」と思っておられることでしょう。でも、欠席連絡など不要なのにわざわざメールで「腰やっちゃいましたw」って連絡するほど親しくもないし、元々行ける人だけ行くというシステムなので、このまま黙って自然消滅ってことになりそうです。
入会金を納めたり、回数券を買わされるような教室でなくてよかったと思います。
レッスンは1時間で、初心者向けのやさしいヨガのポーズをゆっくりやっていくというものでした。
先生が連続でポーズを繰り出すのを見ながら、自分なりにまねしてやってみるという感じで、細かく指導したり直したりということはなく淡々と進んでいきます。
流れの中で「これは無理だな」と思ったらやらなくても良い、途中で休んだり水を飲んだりしながら自分のペースでやってみてくださいって感じのレッスンでした。
もちろん、見ながらちょこちょこ助言してくれたり、姿勢を直してくれたりはします。
わたしでも先生を見てゆっくりヨガのポーズをするぐらいならついていけて、先生の手をわずらわせることも全くなかったので、本当にごく初心者向けのチョイスだったんだと思います。
この教室の何が良かったかというと、わたしがあまり劣等感を感じることなく体を動かすことができたということです。
運動音痴にコンプレックスがある人間にとっては、劣等感を感じることなく体を動かすことができるというのは大事なポイントです。だから、続けてみようと思ったんですね。
1時間きっちりついていくと結構な達成感があるし、翌日は腹筋を中心に筋肉痛になるので、「運動不足」の汚名もちょっとは返上できそうだし、良かったなあとうれしく思っていた矢先のギックリ腰でした。
反省点
ヨガはゆっくりできるし自分にもついて行ける運動だと思っていました。
でも、筋力が不足した体のまま見よう見まねでヨガをやるのは負担になりました。
思えば、ヨガを始めて2週目ぐらいで腰痛が悪化している気はしてたんですよね。でも、体を急に動かしたことによる一時的な悪化で、これを乗り越えれば筋力がついてラクになるんじゃないかと思ってしまったのです。
そもそも、こちらのヨガの教室も全然厳しいことは言ってなくて、「無理をしない」「自分のペースで」という考え方で運営されているものでした。だから、いくらでも自分で調節して無理せず続ける方法はあったのに、きちんと自己判断できなかったわたしが悪いのかもしれません。
しかし一方で、先生が考えたカリキュラムに則って進んでいくレッスンの中で「あれはできる、これはやめとく」と自己判断で取捨選択するというのは大変難しいことと感じます。
自分の体のことは自分ではわからない。
その辺の判断がうまくできないというのも、もしかしたら「運動音痴」の要素に含まれているのかもしれませんね。
これからのこと
体力がなく運動神経も悪く、スポーツにはかなり高いハードルを感じているわたしですが、年齢的にもきちんと体を動かすことを考えなければいけないと思っています。
今回のギックリ腰だってもとはといえば運動不足・筋力不足が原因で起こっているので、体を鍛えるということは真面目に考えていかなければならないと思っています。
それでは、これからわたしはどうやって体を鍛えていけば良いのでしょうか。
これで懲りて運動をやめてしまっては元も子もないと思うのです。
わたしは体を鍛えたい!
というわけで、今狙いをつけているのがスイミングです。
近くのスイミングスクールに、大人向けの水中エクササイズのクラスがあるのを見つけました。
「水中エクササイズなんて、どうせおばあちゃんばっかりなんだろうな」と思ってちょっと敬遠していたのですが、ゆるいヨガで体を壊してしまうわたしなど、もはやそこらの老人以上に衰えていると考えて間違いないので、四の五の言っている場合ではないと思います。
腰の痛みがもう少し落ち着いたら、ひとまず見学に行ってみるつもりです。