あてもなく

誰かへの手紙

雨の日だって、車があればどこへでも行ける

今週のお題「雨の日の過ごし方」

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わたしの場合、特にアウトドアの趣味もないので、雨だろうが晴れていようがやることはそんなに変わらないです。

日頃から、出かけるときにはほぼ車を使って移動しているので、「雨だから中止」というようなことはあまりありません。用があれば出かけるし用がなければ家にいる。

うちは住んでいるマンションの建物の中にある駐車場を借りているのでいつも雨に濡れずに車に乗れるし、出かける先もだいたい屋根付きの駐車場に直結したスーパーかショッピングモールなので、どんなに雨が降っていても傘を持たずに出かけてしまうことができます。

 

さて、雨の日の運転といえば、時々思い出す話があります。

昔、自動車教習所に通っていた時、路上教習の予約をした日に雨が降ると憂鬱でした。しかもそれが暗くなる時間帯だったりすると余計に嫌でした。

雨が降っていて夜だと、練習中の人間にとっては「何も見えない中走っている」のとほぼ同じ。そんな中運転するなんて、なんと怖いことだろうと思いました。

それで、教習担当の先生との雑談の中で「よりによってこんな時間に雨なんか降って~」みたいなことをグチグチとこぼしていたら、

「だけど、実際免許取って車に乗るようになってみ? 雨が降っててしかも夜、みたいなときが、一番車がありがたいと思える局面とちゃうか?」と言われました。

「晴れてて昼間やったら自転車でもええやん」

さらには「車で迎えに来てくれって頼まれるのもそんなときばっかりやで」と。

だから、雨の夜道で路上教習が最も実戦に即した練習であり、それを経験できるのは「考えようによっちゃお得やで」というのが先生の持論でした。

たしかに、教習車は先生が一緒に乗ってくれているので安心です。独り立ちして初めて雨の夜道に走り出す方がよほど不安なことなのだと思いました。

その説には妙に納得して、わたしも雨の日の教習が嫌ではなくなりました。

今でも雨の日の夜に車を走らせていると、たまにそのときのことを思い出します。

そして改めて、車があって良かったなあ、免許があって良かったなあと思うのでした。

 

ただ、雨の中の運転は、普段よりもずっと注意が必要になりますし緊張しますよね。

あんまり雨が激しいときは、よほどの用がない限り出かけたくないし、知らない場所や遠出は避けたいとは思います。