ポストを見ると、よくあるDMとは違う、ちょっと大事そうな封筒が入っていました。
先月の自動車税の請求書が来たのと同じ感じの封筒です。でも、自動車税はもうちゃんと払ったはずだけど?
宛名を見ると、夫ではなくわたし宛です。
この封筒の中身は、住民税の税額決定通知書兼納付書でした。
ずっとお勤めしている人なら、住民税は所得税などと一緒にお給料から天引きされているので、日頃あまり支払っている意識もなく支払っているものではないでしょうか。
まして「いつの分を払っているか」というようなことはあまり気にしていないかもしれませんが、所得税と違って住民税は、前の年の収入に対して課税される税金です。
前の年の収入をもとに算出され、今年1年かけて支払うことになります。
お勤めを続けている人なら、昨年のお給料に基づいて計算された税金の計算書が5月中旬ごろに会社から渡されていると思います。6月に支給される給料からは昨年分の税金の支払いが始まるのですが、よほど大きな収入の増減があった人でなければあまりそのことを実感することはありません。
問題は、仕事を辞めて今現在無職の人。去年のうちに収入があった人なら、たとえ今は収入ゼロであっても税金を納めないといけないということです。
もう、税金を天引きして自分の代わりにお上に納めてくれる会社はありませんので、自分で支払いの手続きをしなければなりません。
今日届いたのは、自分で支払うための振り込み用紙でした。
金融機関の窓口だけでなく、コンビニでも振り込めるようになっています。
1年分を一括で納めても良いし、4分割にして3ヶ月ごとに支払っても良いことになっています。
どちらでも対応できるよう、ご丁寧に、一括用・分納用両方の振込用紙が入っていました。
一括でも分納でも金額は変わりませんが、払い忘れるといけないのでわたしは一括で払ってしまおうと思っています。
パートでも住民税を取られるのか? という話ですが、
ざっくり言って前年のお給料(支払総額)が100万円以下であれば住民税は課税されないので、パートで収入を低く抑えている人にはあまり関係がありません。
わたしの場合は昨年11月末まで働いて110万円ちょっと収入がありましたので、超えた分について課税されました。
金額にして16,900円。当然払うべき物なので異論はありませんが、忘れていたのでちょっと痛いですね。
パートだからまあ大したことない金額ですけど、正規のフルタイムで働いていたような人はちょっと覚えておかないとびっくりしちゃいますよね。
わたしがぼんやりしてただけなんですけど、勉強になりました。