あてもなく

誰かへの手紙

今日は競馬場に行ってきました 実は20年来の競馬ファンです

お題「今日の出来事」

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 今日は競馬場に行ってきました。府中の東京競馬場です。

 

わたしは大学生の一時期競馬にハマっていて、毎週末ごとに競馬場に入り浸っていました。当時は大阪在住だったため、行くのはもっぱら京都か阪神競馬場でした。今は関東在住のため、行くとしたらいつも東京競馬場です。

渋滞していなければうちから車で1時間ほど。帰りは大抵渋滞しているのでいつも1時間半ほどかけて帰ってきます。

 

結婚・出産という変化の時期を経てあまり競馬を追いかけることがなくなり、最近は時たま競馬場に行って軽く楽しんでくるだけのライトなファンになってしまいました。

でも、子供が大きくなってまた夫婦だけで競馬場に出かけることができるようになってきたので、また趣味として復活しそうな予感もします。

 

topisyu.hatenablog.com

先日、こちらのブログを読んで、筆者の方とほぼ同じ時期に競馬にハマっていたことがわかって驚いていたところです。

わたしもこの春始まったウマ娘、ちょっと見てみたりはしました。

ただまあやっぱり馬が美少女っていう設定自体がどうも微妙で、わたしはあんまり面白さが感じられなかったので、1話だけ見てやめちゃったんですけど。

現役時代にサイレンススズカが死んでしまった時の悲しい気持ちを思い出してしまったり、ちょうどその頃、スペシャルウイーク死亡のニュースなんてのもありましたし。

 

大学生当時のわたしは、少し特殊なハマり方をしていまして、馬を擬人化した小説を書いてネットで発表したりしていました。擬人化…って、まあ「ウマ娘」と五十歩百歩って感じはしますが。

 

はじめの頃は、パソコン通信の掲示板で発表していました。

Webが徐々に広まってきた頃には、HTMLなんか勉強して自分のホームページを作って公開したりしてました。競馬仲間もできました。楽しかったなあ。

当時のサイトでも毎日、日記を書いていましたっけ。

途中でどうしても作品を書けなくなって、書かなきゃと思うことが重荷になってしまって、結局生活の変化を言い訳にやめてしまいまったんですが。

毎日楽しみに見に来てくれる人もいたのにな。当時の仲間とも今では音信不通です。

あのとき、やめてしまったこと、もったいないな~と。

今でも少し引きずっているのです。

 

当時もブログがあったら続けられたのかな~、とか。

同人誌即売会がもっと一般的だったら、自分も本を出したりできたかな~、なんて。

今となってはどうしようもないことですが、そんな経験があるから、今の私は毎日ブログを書くということにこだわってしまうのかもしれません。

 

さて、トップの写真は、「ショパン」という馬です。

今日の東京第10レースのパドックで撮影しました。

わたしが最も熱心に競馬を見ていた頃のオークス馬にして天皇賞馬でもあるエアグルーヴの、最後の息子です。

エアグルーヴは全部で11頭の産駒を出していて、中にはG1馬もいますので、競走馬としても繁殖牝馬としても大成功した名牝と言って良いでしょう。

ショパンはそんな兄弟たちに比べれば目立った成績を残せていませんが、とはいえ5歳で中央競馬の特別レースにまで出走できているわけですから、やはり競走馬としては成功している方だとも言えます。

血統を考えると、そりゃ、もう少しなんとか…とは思いますが。

そんな名牝・エアグルーヴも数年前に亡くなってしまいました。

 

わたしはエアグルーヴと同い年のビワハイジという馬が大好きだったので、当然ライバルともいえるエアグルーヴのことも、好き…っていうか気になる馬でありました。

ビワハイジは、競走成績ではエアグルーヴにかないませんでしたが、繁殖牝馬となってブエナビスタという名馬を世に送り出しています。

 

一番競馬にハマっていた頃は、自分の大好きな馬がおそらく自分よりも先に年老いて死んでしまうことも、それよりもっと前に事故や病気で死んでしまうかもしれないということも、受け入れがたい悲しみのように思えていました。

そんな風だったから競馬のことを考えたり文章を書いたりすることが、自分の中で重荷になってしまったのかもしれません。

今はわたしも大人になって、競馬のこともそれ以外のことも、「そういうもんかな」ぐらいのテンションで受け入れられるようになりました。

そんな今の感性で、また競馬のことを見ていくと、また新しい楽しみ方がわかってくるかもしれません。

 

今日はそんなことを思って久しぶりに競馬のことを書きました。