あてもなく

誰かへの手紙



電子マネーの普及状況を自分の行動半径内で観察してみた

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ここしばらく、いろいろなお会計の場面で電子マネーの取り扱い有無についてチェックするようにしていました。

わたしの狭い行動半径の中なので役立つ情報かどうかわからないですが、電子マネーの普及状況を以下にまとめてみます。

 

ちなみに、先日まとめたとおり、全国的に流通している電子マネーはおおよそ6種類。

 

交通系電子マネー(Suica、PASMO等)

楽天Edy

nanaco

WAON

iD

QUICPay

 

交通系電子マネーはJR系や私鉄系など各種存在しますが、乗車券として相互利用ができる10社については、電子マネーとしての利用も相互利用できるようになっています(一部例外あり)ので1種類としてまとめます。

小売り

全国展開しているスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどではすべての電子マネーが利用できる店も増えてきています。

が、先日も書いたとおりセブン系ではWAONが使えないしイオン系ではnanacoが使えないという排他的な関係です。

地域限定のスーパーやドラッグストア、ホームセンター等では、繁盛している大型店舗であってもまだまだ電子マネーが使用できない店が多いですね。

そういうお店だと、クレジットカードさえ導入されていないケースもわりとあります。

駐車場

有料駐車場の精算機にもICカードリーダーがついていて電子マネーが利用できるところが増えてきました。が、タイムズ等の大手であっても電子マネーに対応している駐車場ばかりではありません。

また、駐車場によって使える電子マネーの種類はバラバラです。

交通系のみ、楽天Edyのみ、等。

わたしの行動半径の中では全種類の電子マネーを網羅している精算機に出会うことはできませんでした。

自販機

自販機は、電子マネー対応のものが増えましたね。駅の中に置いてあるものはほぼすべて電子マネー対応に置き換わった感がありますし、新しい機種のものは大抵上記6種類の電子マネーすべてを網羅しているようです。

外食

たとえばマクドナルドなら6種類全部使えますが、セブン系・イオン系などの傘下に入っている飲食店だと小売りと同じようにWAON・nanacoの壁があり「どれでも使える」というわけにはいかないようです。

ちなみに、全国展開している大手のサイゼリヤでは電子マネー・クレジットカードなど一切使えません。現金のみです。

郵便局

そういえば!と思って確認してみました。

郵便局の窓口では、電子マネーは使えません。ついでにいうとクレジットカードもだめ。現金払いのみです。

(実験的に電子マネー決済を導入している店舗があるという、1年ほど前のブログ記事を発見。ただし、公式サイトでは確認できなかったためリンクは掲載しません)

病院

基本的に、昔からあって普通に繁盛している地元のお医者さんなんかでクレジットカード払いに対応しているところもほとんどないので、電子マネーなど言うまでもなく。

基本、病院は現金握りしめて受診するところだと思います。具合が悪くても、現金を切らしてたら銀行に寄ってから行かないといけないんですよね。

歯医者さんや美容系のこともやってる皮膚科なんかでは診療代をクレジットカード払いできる病院が増えてきているようです。あと、動物病院とかね。大学病院の精算機でもクレジットカードが使えました。

でも、電子マネーはまだまだ...。

 

電子マネーを導入しない理由

クレジットカードにしろ電子マネーにしろ、導入しないお店には明確な理由があります。それは、加盟店手数料の問題です。

クレジットカードや電子マネーで支払われたお金は、後日まとめてカード会社からお店の口座に振り込まれます。そのときには、実際の売上金額から何パーセントという形で計算された加盟店手数料が差し引かれた金額が入金されます。

手数料率はお店ととりまとめカード会社との間の交渉によって決まるので一概には言えませんが、安いところで1%台から高くても5%といったところだと思います。(※クレジットカードの知識で書いてます。電子マネーはまた少し相場が違うかも)

カード会社の立場から言えば、売上をまとめてお店の口座に振り込むのには当然振込手数料がかかりますし、決済システムの保守管理にも当然莫大なお金がかかりますので、このシステムの恩恵を受けている加盟店が手数料という形で払って支えるのは当然のことであります。

が、現金だけで払ってくれるお客様を相手にしているだけでも十分成り立っているお店にとっては、手数料を払ってまでクレジットカードや電子マネーを導入するメリットはありません。

 

あと、あのカードリーダー付き決済端末機。あれ自体が結構お高いです。機種によりますが、いいやつだと10万円前後します。

めちゃくちゃ儲かってるお店だと、加盟店手数料で儲かることを見込んでカード会社側が費用を負担して設置してくれたりしますけど、そんなに売上げが見込めない店だと、それを自前で買って設置しなくてはなりません。

まとめ・考察

電子マネーのことを調べれば調べるほど、まだまだ現金を電子マネーに置き換えることは無理なのではないかと思えてきます。やはりどうしたって現金のように本当の意味で「どこでも使える」ような電子マネーは実質存在しないようです。

そもそも、電子マネーが6種類も存在している時点でちょっと無理かなという感じがしますよね。

 

ただ、せっかくこれだけ検討したのですから、もう少し前向きに考えてみましょう。

これまで見てきた中で最も使える場所が多いと感じたのは交通系電子マネーです。なので、まず手始めに、自分の生活圏内で交通系電子マネーが使える場所をチェックしてみて、少しずつ現金払いを減らしていくようにすると、小銭ストレスが軽減できるかもしれません。

わたしも少し始めてみています。またその中で気がついたことなど書いてみたいと思います。