あてもなく

誰かへの手紙

シンガポールチキンライス・海南鶏飯を作ってみました

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シンガポールの写真ですが、旅行の話ではなくてご飯の話です。

先日カルディをうろついていてうっかり買ってしまったシンガポールチキンライスの素。販売価格270円(税込み)です。

 

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わたし、炊き込みご飯が大好きなんですよ。

それで、シンガポールチキンライスって一度食べてみたいな~と思っていたので、店頭で見つけてすぐ飛びついて買ってきたのです。

 

が、パッケージ裏の作り方を見てちょっと「しまった」と思いました。

 

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お米の分量がたったの「1合と1/4」ですって。

この量だと、家族3人の夕飯には全然足りない。かといって、倍の量で作ってあんまり美味しくなかったら大変だし…。

 

ということで、せっかく買ってきたもののしばらく食品庫にしまいっぱなしになっていたのですが、ついに今日、お昼ご飯に作ってひとりで食べてしまうことにしました。

 

作り方:

  1. といだお米200g(1合と1/4)を炊飯器にセットして本品を加えます。
  2. 通常炊く分の水(約260cc)を加え、よくかきまぜてから炊飯器のスイッチを入れます
  3. 炊きあがって15分ほど蒸らしたら出来上がり

★2.で予め塩、しょうが、酒で下味をつけた鶏もも肉またはむね肉(200g)を入れて一緒に炊いても美味しく召し上がれます。

 

 

鶏肉入りバージョンでつくりたいと思ったので、昨日の夕飯を作る時に、鶏肉を一部取っておきました。塩少々とおろしショウガ、酒を揉み込んで下味を付けてあります。

お米を1合と1/4きっちり計量してといでから、ザルに上げてしばらく水気を切っておきます。

お米の水気が切れたのを見計らって炊飯器にセット、分量の水を入れて、スタンバイしてあったお肉も投入してしまいます。

 

あ、手順飛ばした! 水より先に「素」入れるんだった!

ということで、本当は最初によく混ぜておかなければならないはずの素を後から入れる羽目になりました。

…まあ、大丈夫かな。

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中身はオイル多めのペースト状で、炒めた玉ねぎのような香りがしました。

おそらく、その香りの正体は材料の中の「エシャロット」だと思います。

あとはほのかにアジアっぽい香草のいい香りがしました。

 

作り方にはそのまま普通に炊けばいいように書いてありますが、一応「炊き込みご飯」コースでスタートします。

45分ほどで炊きあがり。15分蒸らして炊飯器を開けます。

 

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混ぜてみると、おこげも出来ててなかなか美味しそうです。

が、底にギットリ油が溜まっていてちょっとベタッとしている感じもします。

ペースト自体にも油が添加されていたし、皮ごと使った鶏肉からも油が出てしまったかもしれません。

 

味は、あっさりした鶏出汁で炊いた炊き込みご飯という感じで、香草もほのかに感じる程度でほとんどクセはありません。わたしは結構好きな味でした。

手順を誤ったせいなのか、少し炊きムラが発生してしまいました。

一部ベチャッとしてたり逆に固かったり。

おこげのところは香ばしくて美味しかったです。

 

端的にいうと、家族みんなで食べる夕飯に出さなくてよかったかなって感じです。

うちの家族は、食に関してはかなり保守的なものを好む傾向にあるので、初見の料理をいきなり出すのは危険っていうか(笑)

 

今後のために、素を使わずに作れるレシピがないか調べてみました。

おなじみ味の素さんのレシピサイトに掲載されていたものをご紹介します。

park.ajinomoto.co.jp

やっぱりね。

エシャロットは玉ねぎで代用できると思ったし、香草系も無ければ無いで大丈夫そうだと思ったんだ~。

それから、お肉は切らずにそのまま炊いて、後からカットしてご飯に添える方が見た目がきれいですよね。

 

 

食べたことのない料理を、いきなりレシピだけ調べて作ってみるのは、正解がわからなくてちょっと危険ですが、市販の「素」ででもなんとなく予習しておけば、この先何かの役に立ちそうです。

次は「素」なしで挑戦してみたいと思います。