今日は、うちの子が小さい頃に飲ませていた手作りの生野菜ジュースの話をしたいと思います。
飲んだことで起きた健康上の変化や栄養について考えたことなどについて書きますが、わたしは素人なので科学的な根拠はありません。あくまでも個人の感想あるいは思い出話として読んでいただきますようお願いします。
うちの子は、1歳で離乳したあとしばらくして激しい偏食を始めました。
しばらくの間、うどんと魚肉ソーセージとおせんべいしか食べない時期があったほどです。一応野菜ジュースは飲むことができたので、市販の野菜ジュースを飲ませて「良し」としていました。
3歳になって幼稚園に上がる頃には少し食べられるものの種類は増えていましたが、それまで2年ほど、限られたものをしかも少量しか食べないで育ったためとても身体が小さくて心配でした。
入園してから、案の定しょっちゅう風邪をもらってきました。
月の半分は風邪を引いて欠席です。熱が下がって登園しても、常に鼻はグズグズした状態のまま、また次の風邪を引くといったような状態でした。
そんなときに始めてみたのが手づくり生野菜ジュースの習慣でした。
当時も野菜はあまり食べなかったので、仕方なしに市販の野菜ジュースを飲ませていたのですが、あまりに風邪を引くので、やっぱり栄養足りてないんだろうなーという気持ちは常にありました。
ネットで軽く調べてみたところ、「市販の野菜ジュースは製造の過程で多くの栄養素が失われている」なんて話も出てきたし、なんとなく自分も素人ながらそうなのかもと思っていたので、ここは試しに生野菜ジュースを作って飲ませてみようかと思い立ちました。
手づくり生野菜ジュース
注意※1歳未満の乳児には飲ませないでください
道具
ハンドブレンダー
ガーゼ または 丈夫なキッチンペーパー
材料
にんじん 3cmぐらい
キャベツ 1/2枚
りんご 1/8個
みかん 1/2個
水 50ml
はちみつ 小さじ1
手順
- にんじん、りんごは皮をむいて適当に切る
- キャベツもよく洗って適当に切る
- みかんは皮をむいて小房にわけておく
- 1~3と水、はちみつを容器に入れてブレンダーですりつぶす
- ガーゼで絞る
野菜はにんじんキャベツを基本として、他にも生食可能な野菜でクセが少なくあまり味の強くない新鮮なものが家にあればなんでも入れてOKです。
たとえばチンゲンサイの軸の部分や水菜の茎の部分など。
緑色が強くなっても子供が飲んでくれるのであれば、もちろん葉っぱまで入れてもいいですが、わたしは見た目のせいで飲んでもらえないと困るので色に影響がなさそうな野菜ばかり選んでいました。
みかんはいわゆる温州みかんが良いですが、それがない季節はべつの柑橘類で代用します。(夏みかんやグレープフルーツはちょっと酸味が強いのではちみつを多めにして調節します)
この野菜ジュース、わたし的には正直あんまりあんまりおいしくないのですが、子供は「まあまあイケる」と意外に気に入って飲んでいました。
使用する水や野菜は冷蔵庫でしっかり冷やしておいたほうが、生野菜特有の青臭さが抑えられて飲みやすいようです。
本人も風邪をひいてばかりいるのはつらかったようで、「これ飲んだら元気になるかも」と教えたらすすんで飲みたがりました。
実際、飲み始めてわりとすぐに、目に見えて効果が出てきたので親子ともモチベーションが上がっていました。
1年ほど続けていくうちにすっかり風邪を引かなくなり、自信がついてきたので年中さんの夏頃からスイミングに通い始めました。
そこからはさらに元気になって、大きく体調を崩すこともなく現在まで成長してきました。
ちょうどその頃、幼稚園生活を通して偏食も少しマシになってきていた時期で、幼稚園でたくさん体を使う遊びをさせてもらっていたので、野菜ジュースの効果だけではなかったと思います。
ただ子供が幼いなりに、食べ物が健康に与える影響について実感できる経験にはつながったので、毎日面倒でもせっせと野菜を潰して絞ったのは意味があったのかもしれないなと思います。
こんな民間療法的ジュース、お姑さんなんかから勧められたら絶対ヤダなーって敬遠したくなる感じのアレですけど、まあどこかの誰かの経験談として、悩んでいる方の役に立てたらいいなと思って書きました。
↓うちのハンドブレンダー(と同じメーカーの新しい機種)
ブラウン マルチクイック ハンドブレンダー 【1台4役 : 「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」】 MQ535
ウチでは出産祝いに頂いてからずーーっと使い続けています。
なかなか便利で良いものです。
もちろん、ジューサーやミキサーをお持ちであればそれで十分です。