調理に使う消耗品、たくさん種類があって使い分けが難しいですよね。
最近では、メーカーの努力によりいろんな付加価値がついた商品が出ていますね。
より細かく特定の料理向けに進化した商品も各種出ています。その料理を特に頻繁に作る人にとっては便利ですが、それほどお料理にこだわりがなく毎日の食事が普通に美味しく食べられればOKという人(わたしのことです)にとっては、料理ごとにいちいち別の商品を揃えておくのは場所を取って邪魔になってしまいます。
わたしのような者にとっては、より少ない種類の手持ちで多くの範囲の調理をカバーできる、汎用性の高い商品が必要です。
今回は特に、巻物タイプのなんとかペーパー、なんとかシート系の商品について違いをまとめてみたいと思います。
ざっくりとした表ですみません。
一応、調理の用途別に使用の可・不可をまとめてみました。
これを踏まえて、少し詳しく説明していきます。
アルミホイル
アラフォーのみなさんが子供だった頃からどのご家庭にもあったキッチン消耗品三銃士といえば、ラップ・アルミホイル・キッチンペーパー(従来型)だと思います。
最近では、包み焼き用・焼き芋用など料理に合わせて機能が追加された商品もあるようですが、とりあえず定番のこれ。
ドラッグストアなどでは1巻15m・100円未満で売られていたりもしますのでコスパは最高。
オーブントースターでの加熱の際に使用して良いのはアルミホイルだけです。
天敵は電子レンジ。
クッキングシート
お菓子を焼くときにオーブンの天板に敷いたり、ケーキ型の内側に敷いてこびりつきを防ぐために用います。
”グラシン紙”という薄い紙にシリコンでコーティングした表面がつるつるのシートです。
水分や油分は通さないけれど水蒸気を通すという属性により、蒸し物などにも向いています。
アルミホイルと守備範囲がかぶっていますが、アルミホイルが使えないレンジ調理に使えるのが最大のポイントと言えるでしょう。
ただし、250℃を超える高温になると燃えてしまうため、オーブントースターでは使えません。
1巻5mで250円ほどするので、アルミホイルよりかなり割高ですね。
キッチンペーパー(従来型)
ティッシュペーパーを分厚くしたような厚手の紙です。
1巻で210mm四方のペーパーが50カット分巻かれたロールが4本入って200円弱で売られています。
食材の水切りや揚げ物の油切り、キッチンの掃除などに使います。
ティッシュとほぼ同じなので、水に弱く、加熱調理にも使えません。
そこで登場したのが進化型キッチンペーパーです。
キッチンペーパー(進化型)
従来の油切り・水切りの用途はもちろんできますが、進化型は加熱調理にも使えるようになりました。
また、水にも少し強いので、煮物の落し蓋として使うことも出来ます。
野菜を包んでレンジで下ゆでしたり、豆腐を包んでレンジで水切りしたり。
オーブン・オーブントースターなどの高温での加熱には向きません。
240mm四方のシート40枚入りで250円程度。
従来型キッチンペーパーよりはかなり高価なので、お掃除やちょっとした水切りに使うのはちょっともったいない気がします。
リードクッキングペーパーと似てるけどもう少し高機能でわたしが好きな商品があるので紹介しますね。
用途や機能はリードクッキングペーパーとほぼ同じですが、リードよりさらに水に強いです。紙の質にコシがあって、ぎゅうぎゅう絞っても破れません。
水ですすいで何回も使えます。(とはいえ衛生上、日をまたいで使ったりはしないほうがいいと思います)
うちではクッキングシートを切らしたときに蒸し器の下敷きにしたこともありますが、問題なく使えました。
こちらは250mm四方のシート40枚入りで、250円程度。
Amazonパントリーだともっと安いですね~。
わたしは、リード買うよりこっちのほうが便利だと思います。
まとめ
調理用消耗品について詳しく見ていきました。
うちではこちらに挙げた全種類の商品を揃えていましたが、現在クッキングシートとアルミホイルを切らしています。
クッキングシートとアルミホイルを両方買うべきどうか迷ったので考えてみたのですが、お菓子などめったに作らないし、レンジ調理にはキッチンペーパー(進化形)でカバーできるので、うちにはアルミホイルだけで良さそうです。
理由はやはりコスパの問題です。
キッチンペーパー(進化形)も若干高価なのでリピートするかはちょっと考えものですが、1箱使い切るまでにまだ相当時間がかかりそうなので、またなくなったときにこれを自分で読み返して考えたいと思います。