あてもなく

誰かへの手紙

ひとり時間の過ごし方と、その存在価値について

お題「ひとりの時間の過ごし方」

今日もお題で書いてみたいと思います。

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最近のわたしの場合、家族が家にいない時間はすべてひとりで過ごしています。

家事の時間=勤務時間と考えて「ひとり時間」から除いたとしても、1日に5時間ぐらいはひとり時間を持っているという計算になるでしょうか。

わたしは生まれ育ったいわゆる「地元」から離れて暮らしているということもあって、日常的に親戚づきあいはありませんし、昔からの友達もいません。

かれこれ16年近く同じ場所に住んでいるので近所付き合いは無くはないですが、自分から計画を立てて誘ったりしない限り会う予定は入らないので、気が向かなければずっとひとりです。

人によっては耐えられないかもしれないぐらい、わたしはいつもひとりなのです。

 

そんなわたしの「ひとり時間」の過ごし方を紹介してみましょう。

1.ブログを書く

最近はブログを始めたので、ひとり時間占有率一位はブログを書く時間ということになってしまいました。

ブログの本文を書くというのもそうですが、カテゴリーを整理したり画像を探したりするのにも案外時間がかかります。

前にも言いましたが、それらひっくるめて少し時間がかかりすぎて業務時間を圧迫しつつあるのが悩みのタネです。

2.なにかしら文章を読んでいる

そして、ブログを書き始めたことがきっかけで文章を読む時間が増えました。

他の人の書くブログを読む機会も増えましたし、ブクマなどを利用していろんな記事を読むようになりました。頭の片隅に「ブログの題材になるかも」という気持ちがあると、読み方も深くなります。

また、ブログの中では時々わたしの考え方の基準になっている思想について言及することがありますが、それら思想の多くは過去に読んだ本に書かれたことがもとになっていますので、その本を読み返したりすることもあります。

本のタイトルまで出して語るにはさすがにうろ覚えの知識ではまずいと思うので、ブログで触れようと思ったら、まずはその本を引っ張り出して読むことになるのです。

読んでいると、実際には本に書かれていないのに自分の中で勝手に生成された説がいくつも「本に書かれていたこと」として記憶されてるのがわかって面白いです。

Aという本に書いてあると思ってたけど、実際にはBの本だった。とか。

面白いけどちょっと怖い。

だから、やっぱり文章に書き残すにあたってその本を読み返すということは大事だと思います。

3.簿記の勉強

ブログを始める前のひとり時間には、もっぱら簿記の勉強をしていました。

簿記の勉強、今も辞めてしまったつもりはなくて、今年の6月に日商簿記1級を受験しようと思ってるのでそろそろ時間配分を見直さないとまずいなって思っているところです。

パート勤務していた時代に空き時間だけ使って3級と2級をわりとあっさり取得できたので、そのままの勢いでいけるかなーと軽い気持ちで1級の勉強をはじめたのですが、さすがになかなか難しいものですね。

昨年3月に2級に合格してから1級の勉強を始め、そろそろ1年経つのになかなか受験しに行けるレベルに達しません。

なんの目的もなくただ趣味で勉強をしているのでお金をかけるわけにはいかず独学です。したがって、これも「ひとり時間」です。

 

という具合で、わたしの生活はほどんど「ひとり時間」といってもいいぐらいです。

ただし、これはあくまで「すべてがうまくいっている時には」という話です。

 

家庭が直面する様々な問題、たとえば家族の誰かが体調を崩したり、学校などで困りごとあった時には、わたしが「ひとり時間」にやっているすべての活動の優先度は一番下に下がります。

何かがあったとき真っ先に対応に動くのがわたしの仕事なので、わたしの「ひとり時間」はすなわち緊急出動の待機時間、ともいえるかもしれません。

 

この家では、わたしという存在自体が自動車で言う「ハンドルの遊び」のようなものなんですね。ふと手元が狂うような場面があったとしても、ハンドルに遊びがあれば直ちに走りに影響が出ることはありません。

何事もなければただの無駄のような存在ですが、不慮のトラブルがあったときにはその「遊び」の部分が重要な役割を果たします。

 

働いていたときにはそれがありませんでした。

具体的な影響が出る前に辞めたのでなんとも言えませんが、遊びのないハンドルを握る怖さというのは家族全体にとって、日々のストレスになっていたようにも思います。

 

わたしが今こうして「ひとり時間」を過ごせているのは、家族みんながうまくいっている証拠、ということですね。

今日もブログをのんびり書けたことを幸せに思います。

 

(追記)

写真を変えました。ちょっとわたし、集合体恐怖症の気がありまして、点々がいっぱい集まってるみたいに見えるサムネが怖くなっちゃったので(笑)